塚越広大との”ベテラン”コンビが強み? バゲット「僕らはホンダ陣営の”セルモ”」

今季Astemo REAL RACINGの一員としてスーパーGTのGT500クラスをベルトラン・バゲットは、塚越広大とのベテランコンビがチームの強みだと考えており、あたかもそれは、立川祐路と石浦宏明が組むTGR TEAM ZENT CERUMOのようなモノだと語った。

塚越広大との”ベテラン”コンビが強み? バゲット「僕らはホンダ陣営の”セルモ”」

 スーパーGTのGT500クラスでNSX-GTを走らせるリアル・レーシングは、今季からメインスポンサーがAstemoに変更となったため、”Astemo REAL RACING”として新たな一歩を踏み出すことになる。これに伴い同チームのカラーリングは、昨年までの青から赤へと一新されることになった。

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 ただ、ドライバーラインアップは昨年から継続。塚越広大とベルトラン・バゲットのコンビで、2021年シーズンに挑むことになる。

 そのバゲットがmotorsport.comの取材に応じ、シーズン開幕へ向けた期待感を語った。すでにバゲットは、岡山で行なわれたプライベートテストに参加。17号車Astemo NSX-GTを走らせた。

「今季はトヨタとホンダの間での、厳しい戦いになるように見える」

 バケットはそう語る。

「今年のマシンは、昨年のマシンによく似ている。だから、昨年の終盤にどんなことが起きたのか、それを理解しなきゃいけない」

「昨年は初めは力強かったけど、終盤は少し弱かった。だから岡山でのテストは、昨年起きたことを理解し、新たなセットアップを探す最初のプロセスだった」

「1日半のテストで、マシンについて多くのことを学べたし、新しいセットアップの方法も見出すことができた」

「昨年もマシンは強力だったけど、今年はシーズンの最後まで競争力を維持することが重要になる。それが、昨年の僕らに欠けていたものだ。終盤の2戦、もてぎと富士で力強い戦いをするのが、タイトル獲得のためには重要なんだ。それを実現するのが、今季の目標だ」

 前述の通り今年のリアル・レーシングは、昨年からドライバーラインアップを継続するが、それが強みになるとバゲットは語る。ただ、戦略と予選の改善も重要であると強調した。

「このチームの強みは、コウダイと僕のコンビだと思う。ドライビングスタイルや、求めることがとても似ているんだ。だから僕に合ったセットアップは、コウダイにも合うんだ」

「最初に組んだ年は、チームも多くのミスを犯して、速さを発揮することができなかった。昨年は良かったけど、タイトルは獲れなかった。僕たちの弱点は戦略だと思うけど、今年はそこを修正できればいいと思っている。昨年はセーフティカー出動のリスクを避けるため、誰もが早めにピットインした。他にできることはほとんどなかった。今年は富士の長いレースが2回あるから、戦略がより重要になると思う」

「僕とコウダイは、他の誰よりも勝てると思う。そう思わなかったら、レースなんてすべきじゃないね。しかもホンダ陣営の中では、ブリヂストンタイヤを使うチームが強さを発揮してきた」

「ブリヂストンタイヤを履くホンダ陣営のドライバー6人全員が強いと思う。でも、僕らは予選では100号車(RAYBRIG NSX-GT。今季は1号車#1 STANLEY NSX-GT)や8号車(ARTA NSX-GT)ほどは速くなかった。理由は分からないけど、そこも今シーズンに向けて取り組むべきことだと思う」

 バゲットはレースでは塚越とのコンビが最強であり、それはある意味トヨタ陣営の38号車(ZENT GR Supra/立川祐路&石浦宏明)のコンビのようなモノだと考えているという。

「一方でレースでは、僕らが最強だ。ライバルに対してアタックするけど、僕らは昨年ほとんどミスをしなかった。今年もそれができることを期待しているし、予選のパフォーマンスが上がれば、さらにそれが活きると思う」

「予選で失敗しても、落ち着いてレースに臨むことができる。そういう状況を、克服できる力を僕らは持っているんだ。そういう点は、若いドライバーたちと比較した時の僕らの強みのひとつかもしれない」

「おそらく、トヨタ陣営の38号車のコンビと、少し似ていると思う。彼らは常に落ち着いてレースに挑み、良い結果を手にしている。だから僕らは、ホンダ陣営の中の”cerumo”のようなモノかもね!」

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この記事について

シリーズ スーパーGT
ドライバー ベルトラン バゲット , 塚越 広大
チーム Real Racing
執筆者 Jamie Klein