井出有治、新チーム参戦2戦目で表彰台も悔しい2位「10号車のタイヤが終わっているのが見えた……勝負したかった」
スーパーGT第2戦富士で2位に入った#34 BUSOU raffinee GT-Rの井出有治は、勝利の可能性も見えていたため、最後まで戦いたかったと語った。
富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦で、#34 BUSOU raffinee GT-Rが2位表彰台を獲得した。新体制となって2レース目での表彰台は、同チームのドライバーである井出有治にとっても、想定外だったようだ。
「良い意味で予定外のことでした。新規参戦チームの2戦目で表彰台に上がれるなんて思わなかったです」
レース後に井出はそう語った。
「マシンは持ち込みの状態で良かったですし、ダンロップさんが用意してくれたタイヤも、グリップの低下がほとんどなく走れていたので、そこに助けられたと思います」
「GT-Rの特性と、ダンロップタイヤに助けられたと思います」
レースは大きな事故が立て続けに起きたことで、赤旗中断。しかもコースの修復には長い時間を要したため、赤旗からの再開後はセーフティカー走行のみでフィニッシュを迎えた。
井出曰く、優勝した#10 TANAX GAINER GT-Rがタイヤに苦しんでいるのが見えていただけに、悔しい結末になったという。
「事故は二件とも結構大きかったので、ドライバーの安否が心配でした。大丈夫そうだというところは、少しホッとしましたね」
そう井出は語る。
「でも、少し勝負できそうな感じでしたから、できれば最後までレースして、表彰台の中央に立ちたかったです。10号車のタイヤがもう終わっているのが見えたので、これはいけると思ったんですけどね」
「悔しい2位です。勝負したかったですね」
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