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シーズンを通して苦戦した55号車ARTA。最終戦ポール・トゥ・ウインで有終の美……木村偉織「みんなにパワーをあげられる存在になりたい」

モビリティリゾートもてぎで行なわれたスーパーGTの2022年最終戦。GT300クラスでは、今シーズン厳しい戦いを強いられてきた55号車ARTA NSX GT3が勝利を手にした。

Hideki Mutoh, Iori Kimura, Aguri Suzuki, #55 ARTA NSX GT3

写真:: Masahide Kamio

 55号車ARTA NSX GT3が2022年のスーパーGT最終戦もてぎで優勝。今季苦戦してきたチームが、ポール・トゥ・ウインの完勝劇を成し遂げた。

 今回のレースでは、木村偉織がスタートドライバーを担当。レース序盤は#18 UPGARAGE NSX GT3と激しい先頭争いを演じた。

 木村としては初めてのポールポジションスタート。やれることをやり切ったとレース後に語った。

「初めてのポールスタートでした。本当は逃げ切りたかったですけど、やれることはやり切って、武藤さんにバトンを繋げました。あとは祈るだけ……緊張しました」

 そう語った木村の目には、ポールポジションを獲得した後のような涙は見られなかった。

「ARTAというチームで走らせていただくことを聞いた時には、驚きというかすごく嬉しかったです。しかし、同時に結果も出さなきゃいけないということも感じていました」

「ただそれがうまくいかなくて、後半戦もトラブルもあったし、自分もうまくまとめることができませんでした。それでも最後に良い仕事ができて、チームとも良い関係を築いて、うまくコミュニケーションを取ることができました。勉強の1年でしたが、最後それがうまくできて良かったです」

「スーパーGTというファンの皆さんがたくさん来てくれるレースに参加できてよかったです。皆さんに少しでもパワーをあげられる、そんな存在になれたらいいなと思っています。来年もシートがあれば、引き続き頑張っていきたいです」

 今季木村のチームメイトを務めたのは、2013年以来のGT300参戦となった武藤だ。武藤は今回の最終戦、木村が第1スティントで十分なリードを築いたため、落ち着いて走ることができたと語った。

「木村選手からバトンを受け取った時には、後ろとのギャップを大きく築いてくれていました。だから落ち着いて、アウトラップから自分の走りをすることができたと思います」

 そう武藤は語った。

「ただ、路面温度に対して選んだタイヤが柔らかかったので、特に後半はペースを維持するのが難しかったんですが、チームとコミュニケーションを取りながら、マージンを活かして優勝することができました」

「今年はARTAで走れるということ、そして1年目の木村選手と組めるということで、とても楽しみにしていました。ただ開幕から色々とトラブルがあって、良いところを走っていても完走できないというレースが続いていました。最後の最後に優勝で締めくくれてよかったです」

 武藤は久々にGT300を1年戦い、その楽しさを改めて認識したようだ。

「GT300では、色々なメーカーが鎬を削って戦っています。GT500とは違う面白さがあると感じました。そんな中、最終戦でNSXを勝たせることができて、よかったと思います」

 
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