野尻智紀、オートポリスでの450kmレースは無念のリタイア「走らせていて、コントロールできない……いつ飛び出すか分からない状態だった」
8号車ARTA MUGEN NSX-GTはスーパーGT第7戦オートポリス450kmレースを、リタイアで終えた。野尻智紀は、コースオフした時にはマシンのコントロールが効かない状態だったと明かした。
スーパーGT第7戦オートポリスの決勝レースで、8号車ARTA MUGEN NSX-GTは42周目を走行中にコースオフし、リタイアとなった。当時ドライブしていた野尻智紀は「何もコントロールできない」状況だったと語った。
8号車ARTAは、初日の練習走行で大湯都史樹がドライブしている時にクラッシュし、マシンに大きなダメージを負った。予選までの限られた時間の中で、メカニックはマシンを修復。なんとか予選に間に合わせることができたものの、予選Q1で10番手となり、Q2に進出することはできなかった。
そして迎えた決勝レースでは、野尻がステアリングを握ってスタート。しかしGT300クラスのマシンと接触して左フロントにダメージを負い、緊急ピットイン。ボディカウルを修復しコースに復帰したが、今度は42周目の第2ヘアピンで減速しきれずに直進……グラベルにマシンを止め、リタイアすることになった。
「ずっとまともに走れていなくて、2秒も3秒もペースが遅い状況だったんです。本当にいつ飛び出すか分からないなという状況で走っていたんです」
野尻は当時の状況についてそう語る。
「その中でちょっとブレーキ(ングポイント)を詰めたら、そのまままっすぐいってしまったという感じです。乗っていても、何もコントロールできないという状況でした」
ウォームアップでは、そんな兆候はなかったという野尻。しかしタイヤを交換すると車高が変わってしまうなど、厳しい状況だったという。
「ウォームアップでは、そういう感じは掴み取れませんでした。でも走り出してみたら……」
「最初はソフトタイヤを履き、セカンドスティントでは硬いタイヤをつけて走りました。でも車高が全く違うところに行ってしまったみたいなんで。実際、理由が全く分からない感じです」
今回の第7戦を迎えた段階では、ランキング首位の3号車Niterra MOTUL Zから19ポイント差の7番手につけていた8号車ARTA。逆転王者の可能性も残っていた。しかし今回ノーポイントとなり、ランキング上位勢が揃って表彰台に登壇したことで、モビリティリゾートもてぎで行なわれる今季最終戦で逆転でチャンピオンを手にできる可能性は消えてしまった。
ただこの最終戦は、Honda NSX-GTにとってスーパーGTでのラストレースとなる。野尻はこの最終戦に、「深いことは考えずに、全力で挑む」と語った。
「最終戦は、単純に優勝を目指すだけのレースになると思います」
そう野尻は語る。
「深いことは考えず、いけるだけ行くしかないと思います」
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