こっちのトムスも速い! デロイトカラーの37号車が鈴鹿でポールポジション獲得。笹原右京「ヒントになるようなことが、最近たくさんあった」
スーパGT第3戦鈴鹿の予選でポールポジションを獲得した37号車Deloitte TOM'S GR Supraの笹原右京は、この速さに繋がるヒントを、最近数多く手にしたと明かした。
鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーGTの第3戦。その予選でGT500クラスのポールポジションを獲得したのは、笹原右京とジュリアーノ・アレジの37号車Deloitte TOM'S GR Supraだった。
37号車は、同じトムス勢の36号車au TOM'S GR Supraが第2戦を終えてランキング首位につける中、9番手に沈むなど大きな差をつけられていた。しかしここにきて、ようやく予選で好結果を手にすることができたわけだ。
これについて笹原は、細かく明言することは避けたものの、最近ヒントになることがたくさんあり、それが今回の結果に繋がったのではないかと語った。
「まずチームに感謝したいです。トムスに加入したからここまで、なかなか思ったようなパフォーマンスだったり、結果に繋がらないことも多くありました。すごく苦しかったです」
そう笹原は予選後の記者会見で語った。
「今回はチームがマシンをすごく見直してくれて、タイヤもうまく選定してくれました。その中で僕は、いつも通りにミスなく、クルマから100%を引き出す走りをしているだけでした。その成果が結果に現れてくれてホッとしていると同時に、こうして記者会見に出られているのを嬉しく思います」
笹原は岡山国際サーキットで行なわれた今季開幕戦の後、1月のセパンテストの時から手応えを感じていたことを明かしており、「今までのスープラとは全く違うスープラが出てきたような感じ」と表現。そして「飛び級せずにコツコツ積み上げれば必ず良いものが出来上がるという自信はある」と語っていた。
今回のポールポジションという結果も、その手応えの延長線にあるのか? そう尋ねると、笹原は次のように説明した。
「前回の富士では練習までは調子が良かったんですが、レースが始まると厳しい方になってしまった。なかなか調子が上がらなかったんです。そういう苦しい中でも、他のマシンと比べて何が足りないのか、自分たちのクルマをもっとどうしていけばいいのかということを、今一度話し合いました」
「そういう延長線に加えて、36号車がすごく強いパフォーマンスを見せているということもあり、それも参考にさせてもらいました。そういうコミュニケーションもあったんです」
「そして僕らの考え方でも、ヒントになるようなことが最近すごくたくさんあったので、そういう部分はうまく重なっていったんだと思います。でも正直、いきなりポールポジションを取れるとは思っていなかったので、正直驚いています」
チームメイトのアレジも、体制全体が進化したと感じていると明かす。そしてそこには、今季から37号車Deloitte TOM'Sの監督を務めているミハエル・クルムの存在も大きいとの考えを明かした。
「今は最高の気分で、ティラミスとかクリームブリュレとか、美味しいモノを一度に食べたみたい! ここまで頑張ってきた成果だと思うし、僕だけじゃなくチームが一体になり、頑張った成果だと思う」
そうアレジは語った。
「そしてミハエルが来てくれたことで、彼がこのチームを引っ張ってくれていると思う。時には厳しいことも言われるし、正直なコメントもある。でもその結果が、このポールポジションに繋がったんじゃないかな」
なお37号車Deloitte TOM'Sがポールポジションからスタートする日曜日の決勝レースは、雨の可能性もあると言われているが、天気予報は刻一刻と変化しており、当日になってみるまでどうなるか分からない。
そんな中でもベストを尽くすと、笹原とアレジは口を揃えた。
「明日の天気は本当に不安定なところがあるので、どうなるか読めません。でもポールポジションからスタートできるまで、とにかくその順位を最後まで守りたいです」
そう笹原は語る。
「順位はどうあれ、次に繋がるものを必ず掴みたいです。僕ら37号車はステップバイステップでやってこれているので、それを第一に目指します。そしてもちろん、優勝も目指していきたいと思います」
またアレジも次のように語った。
「天候がどうなるかは分からないけど、どういう状況になってもうまく反応していきたい。長いレースだから、リスクを冒しすぎてもいけないし、守りに入りすぎてもいけない。僕らのベストを引き出し、最高のパフォーマンスに繋げていきたいと思っている」
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