アストンマーティンの新型ヴァンテージGT3が、鈴鹿で本領発揮! ダンロップタイヤの性能も相まってPP獲得。藤井誠暢「この結果が期待できた」
777号車のD'station Vantage GT3が、スーパーGT第3戦鈴鹿の予選でGT300クラスのポールポジションを獲得。新型マシンとダンロップタイヤが、完璧にマッチしたようだ。
スーパーGTの第3戦鈴鹿3時間レースの予選で、GT300クラスのポールポジションを獲得したのは、藤井誠暢とチャーリー・ファグがドライブした777号車D'station Vantage GT3だった。D'stationは今季スーパーGTに復帰したばかりだが、第2戦富士ではファグが最速タイムをマークするなど、速さの片鱗を見せていたが、ここ鈴鹿でついに本領を発揮した格好だ。
藤井は新型のアストンマーティン・ヴァンテージGT3のポテンシャルと、ダンロップタイヤのマッチングにより、予選で好結果を手にすることができたと語った。
ここ数年はWEC(世界耐久選手権)やアジアン・ル・マン・シリーズなどに参戦していたD'station Racing。しかし今季からはスーパーGTの参戦権を獲得し、アストンマーティンの新型ヴァンテージGT3を投入。テストから印象的な速さを見せ、前回の富士でもファグが予選で最速タイムをマークするなどしていた(予選は今季からQ1とQ2の合算となるため、この時の順位は22番手だったが)。
鈴鹿戦の直前に東京・青山で行なわれたヴァンテージGT3の特別展示会の際に藤井は、「ダンロップタイヤがクルマとうまくマッチしている」と語り、鈴鹿戦への期待も語っていたが、早速その本領が発揮された格好だ。
「我々のチームは、今年久々にスーパーGTをやらせてもらっていますが、チームとしては初めてのポールポジションなので、まずそれが嬉しいです」
藤井は予選後の記者会見でそう語った。
「今年から新型のヴァンテージGT3になり、ポテンシャルがかなり上がったと思います」
「そしてスーパーGTはタイヤコンペティションなので、タイヤが全てとも言えるレースです。ダンロップさんが今季持ってきてくださったタイヤのグリップが本当に高くて、不安なく走れるというか、高いレベルで安定して走れます。それが、良いタイムに繋がったと思います」
藤井曰く、テストでもタイヤに手応えを感じていたと言うが、若干修正したタイヤがまさに完璧だったようだ。
「基本的には、クルマのバランスが良いというのが鈴鹿では大切です。オフのテストの時点からこの新型ヴァンテージについては、セットアップをほとんどいじらなくていいというところまで出来上がっていました」
「そしてタイヤも、ダンロップさんと協力して煮詰めていました。富士は少し残念でしたが、ピーク(グリップ)についてはかなり良いタイヤが出来ていました。そして鈴鹿でのテストでも良かったんです。それを今回もう少しアジャストしたいと思っていたところに持ってきていただいたタイヤが、走り始めから想像よりも良かったです。ですので、こういう結果になるかなというのは想像していました」
今回藤井のチームメイトを務めるのは、第2戦富士に続いてファグ。ファグ曰く、鈴鹿は今年のテストで初めて走ったコースなのだという。
「ここ鈴鹿は、数週間前のタイヤテストの時に、初めて走ったんだ」
そうファグは語った。
「予選では良いクルマもあったし、セットアップも良かった。良いタイヤもあった。Q2だから新品タイヤではなかったけど、性能の劣化もなく、まるで新品タイヤのよう感じられた。本当に良かったね」
決勝レースは雨になる可能性も取り沙汰されているが、藤井は「今考えても分からないし、なるようにしかならない。我々が持っているベストを尽くしたいと思う」と語る一方、ファグは雨のレースに自信を覗かせた。
「明日の天候がどうなるかは分からないけど、僕はイギリス人だから雨は得意だと思う。最高の位置からスタートできるので、ベストを尽くしたいね」
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