ホンダ佐伯昌浩PL「寒い時期のレースは絶対に獲りたい」

ホンダ勢のフロントロウ独占となったGT500予選。ホンダの佐伯昌浩プロジェクトリーダーは、今季は寒い時期のレースでチャンスがあると語った。

 岡山国際サーキットで行われている2018スーパーGT第1戦。GT500の公式予選では、ホンダNSX-GT勢がフロントロウを独占した。ホンダの佐伯昌浩プロジェクトリーダーは、今季のNSX-GTの特徴を考えると、今回のような寒い時期のレースが勝負どころだと語った。

 朝から気温10度を下回るという寒いコンディションの中で行われた開幕戦の予選。さらにQ1終了直後に雨が降り、Q2はハーフウエットで行われるなど、大波乱の展開となった。

 その中で、GT500ではホンダ勢の速さが目立ち、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がポールポジション、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が2番手を獲得。ホンダ勢がフロントロウを独占した。

 また、フル参戦デビューを果たした#100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンもQ2で5番手タイムをマークし、上々のスタートを切った。これらの好結果に、佐伯プロジェクトリーダーも予選後は笑顔を見せていた。

「テストから17号車は速くて、ドライのままだとどうだったか分からないですけど、雨が得意な塚越選手が良いアタックをしてくれました。またJB(ジェンソン・バトン)も岡山で雨はちゃんと経験していない中で、よくまとめてくれたと思います」

 明日の決勝レースは、ホンダ勢にとっては優勝のチャンスが非常にある状態。佐伯プロジェクトリーダーは、今年のNSX-GTの仕様を考えると、今回のような気温が低い時期のレースが一番のチャンスであり、絶対に取りこぼしてはいけないレースだと語った。

「我々の(今年の)クルマは気温が低いところで強さを発揮するものになっています。今年は夏場が厳しくなるという覚悟で、低重心化のためにインタークーラーの位置を下げました。シーズンの前半と後半など、寒いところのレースでは絶対に獲らないといけないと思っています」

 その一方で、昨年までのレース運びをみると、懸念されるのがタイヤのピックアップだ。NSX-GT勢は以前から、この症状に悩まされ続け、このオフでも改善のために様々なテストに取り組んできたという。

 佐伯プロジェクトリーダーによると、ピックアップの対策は進んでいるものの、今週末の気温と路面温度を考えると、実際にはどうなるかわからないという。

「テストの時も出たり出なかったりで、なかなか(全体像が)見えない部分があります。正直、始まってみないと分からないのが現状です」

「ただ、一昨年に発生したピックアップによるタイムの落ちは昨年は(一昨年と比べると)なかったので、ピックアップが付きにくいというか、飛ばしやすいようなセットアップもシーズンオフの間でやってきているので、そんなに深刻なピックアップはないだろうと思います。あとは、今回はこれだけ低い気温と路面温度は想定していなかったので、それらも含めると実際にどうなるかは分かりません」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 2018 スーパーGT第1戦 OKAYAMA GT300km RACE
サブイベント 予選日
サーキット 岡山国際サーキット
記事タイプ 速報ニュース