ジュリアーノ・アレジ、今季はSFライツとGT300参戦へ。父ジャンが明かす
ジャン・アレジと後藤久美子の息子であるジュリアーノ・アレジが、2021年に来日し、スーパーフォーミュラ・ライツとスーパーGTのGT300クラスに参戦することになったようだ。
元F1ドライバーのジャン・アレジは、息子であるジュリアーノ・アレジが今季は日本のレースに参戦し、スーパーフォーミュラ・ライツとスーパーGTのGT300クラスに挑む予定であることを明かした。
先日、フィオラノサーキットで、2018年のフェラーリF1マシン”SF71H”を走らせたジュリアーノ・アレジ。このマシンには28のナンバーがつけられており、これは父が1991年にフェラーリF1を走らせた時と同じカーナンバーであった。
ジャン・アレジはこれに感激したこと、そしてこのテスト限りで息子がFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)を離れ、今季は日本のレースに挑む可能性が高いことを示唆していた。
ジャン・アレジはmotorsport.comの取材にさらに応じ、ジュリアーノ・アレジが今季挑むカテゴリーはスーパーフォーミュラ・ライツ選手権と、スーパーGTのGT300であることを明かした。そしてスーパーフォーミュラ・ライツではトムスのマシンを、GT300では先日トヨタが発表した参戦体制ではTBAとなっていた35号車のTeam Thailandのマシンを走らせることになるようだ。
「ジュリアーノは月曜日(2月1日)に日本に向けて出発する予定だ」
ジャン・アレジは、そう語った。
「トムスがジュリアーノを受け入れ、その一員に迎え入れてくれたことをとても誇りに思う。私の息子が結果を残し、彼らと良い物語を始められることを願っている」
ジャン・アレジによれば、彼は日本のパスポートを持っているというが、それでもチームに参加できるのは、早くても2月中旬以降になるはずだ。
現在は新型コロナウイルスの水際対策として、国籍関係なく日本に入国する全ての人が、到着後14日間は自己隔離することを誓う”誓約書”の提出を義務付けられており、これに違反した場合には氏名などが公表されることになっている。また、ジュリアーノ・アレジがどの空港から日本を目指すのかは定かではないが、イタリアでF1テストを行なったため、出国前72時間以内の検査で陰性となったことを証明する書類の提出も義務付けられている。
ただ日本でも人気の高いジャン・アレジと、女優・モデルとして活躍する後藤久美子の息子が、2021年は日本のレースシーンで躍動することになりそうだ。
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