チームクニミツ王者を祝うイベントが青山で開催。アブダビ帰りの山本尚貴も登場

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チームクニミツ王者を祝うイベントが青山で開催。アブダビ帰りの山本尚貴も登場
執筆: 田中健一
2018/11/26 9:51

ホンダウエルカムプラザ青山で、#100 RAYBRIG NSX-GTの今季チャンピオン獲得を祝うファンイベントが開催。高橋国光総監督、山本尚貴とジェンソン・バトンのふたりが登場した。

 東京のホンダウエルカムプラザ青山で、#100 RAYBRIG NSX-GTの2018年スーパーGTチャンピオン獲得を祝う「2018 SUPER GT 応援感謝 ファンミーティング」が行われ、チーム総監督の高橋国光、そして山本尚貴とジェンソン・バトンのふたりのドライバーが登場した。

 平日の夕刻にもかかわらず、イベントには多くのファンが来場。#100 RAYBRIG NSX-GTのタイトル獲得を祝った。

「今年NSXでチャンピオンを獲れたのは感無量です。ホンダファン、そしてチーム・クニミツのファン皆さんの力を借りて、やっとチャンピオンを獲ることができました」

 そう語る高橋総監督は、もてぎでの最終戦に大いに感動したという。

「あんなに感動したレースはありませんでした。この道を歩いてきて、良かったなという結果になりました。本当にありがとうございました」

 なお今年は、高橋総監督がレースに出走(当時は2輪レース)し始めてからちょうど60年という節目の年である。

「プレゼントをいただいたような気分です。ふたりのドライバーに、そしてNSXに感謝したい」

 そう想いを語った。

 これを聞いた山本は「60年前といえば、自分の父親が生まれた年代ですよ……」と語った。

「ひと言で60年と言っても、それだけ長いこと続けるには、ものすごいパワーが必要だと思います。そんな年に、JB(バトン)とタイトルを獲れたのには、運命を感じます」

 バトンは今年がスーパーGTフル参戦初年度。にもかかわらず、多くのスーパーGT"
ベテラン"ドライバーたちに打ち勝って見せた。1年を通して大変だったと語るバトンだが、特に最終戦には、ある意味から大きなプレッシャーがかかっていたと語った。

「ナオキはスーパーフォーミュラでチャンピオンになった。もしスーパーGTでチャンピオンを獲れなかったら、彼はスーパーライセンスを獲れないことになってしまう。だから、僕の方がプレッシャーだった」

「そういう意味でも、最終戦が一番印象深い。彼には、スーパーGTでもチャンピオンを獲って欲しいと思っていたんだ」

 既報の通り、山本尚貴はスーパーフォーミュラとスーパーGTの両方でチャンピオンを獲ったことにより、スーパーライセンスを取得するために必要な”スーパーライセンスポイント”40を手にすることになった。つまり、チームとの契約がまとまれば、F1に参戦することができるのだ。

 山本は急遽F1アブダビGPに赴き、その空気に直に触れたばかり。この日のイベントにも、アブダビから帰国したその足で駆けつけたのだった。

「来年、(スーパーGTでは)カーナンバー1をつけて走れる権利があります。それができるのは、僕らだけです。そしてそれをキープし続けていきたいという気持ちはあります」

 そう前置きして山本は、次のように続けた。

「(スーパーライセンスポイントを満たしたことで)F1の世界に対する夢を思い出すことができました。これからのことは何も決まっていませんけどね。でも、JBを始め、皆さんの協力があってチャンピオンを獲ることができました。だからこそ、アブダビに行くこともできたと思っています。この経験を、活かすことができればと思っています」

「レースが始まったら、また一生懸命走りたいです」

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