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開幕まで時間がない! 松井孝允が語る2020シーズンへの“期待”と“心配”

HOPPY team TSUCHIYAの松井孝允は、参戦車両が変わる2020シーズンの一番の心配事は「短期間でタイヤ開発をしなければいけないこと」だと語った。

#25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)

写真:: Masahide Kamio

 今シーズンもGT300クラスにHOPPY team TSUCHIYAからエントリーする松井孝允。彼にとっては初めてGT3車両でスーパーGTを戦うシーズンになるが、純粋なドライビングの部分に対しての不安要素はほとんどないという。

 2015年にスーパーGT(GT300)にデビューし、翌2016年には土屋武士とともにシリーズチャンピオンを獲得した松井。その後もチームのエースドライバーとして活躍し、参戦6年目を迎える今年は、86マザーシャシーからポルシェ911GT3Rに車両が変わってのレースとなる。

「クルマは変わりますけど、チームが変わるわけではないので、そういった意味ではやることとしては特に変わらないかなと思っています。クルマが変わったからといって、特に何かをするという感じはないです。いい意味で焦っていないです」

 そう語った松井。現在はスーパー耐久など他のカテゴリーも並行して参戦していることもあり、様々な車両に乗り慣れている部分がある。さらにポルシェでのレース経験もあるため、それらが彼にとって現段階ではポジティブな要素となっているようだ。

「PCCJとかS耐とかにポルシェで参戦した経験はありますし、スポーツ走行でふたつ前(のモデル)のポルシェのGT3車両に乗ったことはあります。もちろん、その時と今の車両とはイメージがだいぶ違うと思います」

「これまでも色んなクルマに乗ってきたんで、マザーシャシーからポルシェ(GT3車両)に変わったからと言って、特に今から何かを急に変化させようと思うことはないです」

 しかし、86マザーシャシーとは車両特性が大きく異なるGT3マシンへのスイッチということで、“イチからのスタート”となる部分も少なくない。その中でも松井が一番の心配事と捉えているのが“タイヤ開発だ。

「どっちかというと、(ポルシェに車両が変わることによる)運転の心配というよりは、タイヤ開発の方が心配ですね。そこのスピードアップは図っていかないといけないなと思います」

「セットアップに関しては以前チームでポルシェを走らせていたので、そこの部分で役立つこともあると思います。なので、クルマのセットアップに関しては心配していないです。心配事といえば、いち早くポルシェに合ったタイヤを開発しないといけないし、そこに時間がかけられないというところが大きいです」

 そこでHOPPY team TSUCHIYAは監督でありエンジニアでもある土屋自身がテストドライブのメンバーに加わり、タイヤ開発のスピードアップを図っていくとのこと。松井も開発スピードをいかに短縮できるかが鍵になると語った。

「(開幕まで)時間がないという部分で、武士さんに頼らないといけない部分があると思っています。僕たちふたりでテストをして『ああした方がいい、こうした方がいい』と冒険するよりは、端から選択肢を絞り込んで、(パフォーマンス向上の)時間を短縮をしないと、結果を出すという意味では大変だなと感じています。今までと違ってイチからのスタートになりますからね」

 スーパーGTのデビュー当時から土屋武士率いるつちやエンジニアリングのもとで戦ってきた松井。シーズンを重ねるごとにチームへの思いも強くなっているが、今年はポルシェに車両が変わり、ホッピーがチームの一員として大きく関わることとなった。そんな2020シーズンに向けて、より気合いを入れて決意を新たにしている松井の姿が印象的だった。

「クルマが変わったというのが一番(大きい)ですね。今まではあのクルマ(86MC)でずっとやっていく感じがあったので“みんなのクルマ”という意味合いが強かったです。でも今年はホッピーさんもチームに大きく関わることになって、クルマもポルシェに変わりました。そういう意味もあって、さらに(思い入れが)プラスされているところがあります」

「2018年と2019年は勝ち星がなくて、非常に悔しいシーズンを過ごすことになりました。今年は、いち早く勝ち星を挙げて、チャンピオンに向かって進んでいきたいですね」

「自分はスーパーGTにデビューして6年目になりますが、ずっとこのチームで走ってきました。今年も(応援してくれるサポーターやファンの)皆さんと一緒にチャンピオンに向かって行ければなと思います」

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