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トムス、スーパーGTのGT500クラスに参戦する2台のマシンカラーリングを発表

トムスは、スーパーGTのGT500クラスに参戦する2台のGR Supraの2020年カラーリングを発表した。

TOM'S 2020 SUPER GT Livery

写真:: TOM'S

 スーパーGTのGT500クラスに2台体制で参戦するトムスが、36号車『au TOM’S GR Supra』と37号車『KeePer TOM’S GR Supra』の新カラーリングを発表した。

 昨年は37号車が4度の表彰台を獲得し、36号車は1勝、2度ポールポジションを記録するなど、2台揃って活躍を見せたトムス。今季は車両がGR Supraへと変更となるが、タイトル獲得に向けさらなる躍進を誓う。

 昨年は関口雄飛と中嶋一貴のコンビでシーズンを戦った36号車。今季は関口が残留し、中嶋に代わって昨年の全日本F3王者サッシャ・フェネストラズが加入する。フェネストラズにとっては、今季がGT500デビューとなる。

 またカラーリングに関しては、auとKDDIのコーポレートカラーであるオレンジをあしらったデザインは変わらず。ただ、その配色が異なっている上に、リヤタイヤ付近に新たにブルーのアクセントが加えられているのが特徴と言える。

 トムスで3年目を迎える関口は、チームのプレスリリースに次のようにコメントを寄せた。

「ここ数年、優勝をしてチャンピオン争いに絡めていますが、最終的にチャンピオンを獲得できていないので、今年こそはチャンピオンを獲得したいです。何かを変えなくてはと思い、オフシーズンは伝説のムエタイ選手アタチャイ氏のジムで合宿をしてフィジカル面での向上は勿論、ハングリー精神も18歳の時と同じレベルまで取り戻してきました。新型スープラも新しいチームメイトも速いので、今年のシーズンが楽しみです」

 また新加入のフェネストラズは次のようにコメントした。

「Gazoo Racingのチームのドライバーとして、初めてのシーズンを迎えられることをとても楽しみにしています。この機会を与えて下さったGazoo Racingの方々、僕の夢を叶えて頂き、ありがとうございます。そして強力なチームメイトの関口選手と共に、名門トムスからGT500クラスとして参戦する事は僕にとって大きなチャレンジとなりますが、今シーズンを楽しんで過ごせるように頑張ります! そしてもう一度、Gazoo Racingとトムスの皆さま、『ARIGATO』」

 一方の37号車は2017年にドライバーズタイトルを獲得した平川亮とニック・キャシディのコンビを継続する。2018年、2019年もタイトルにあと一歩のところまで近付いただけに、今年こそは何としても栄冠を掴みたいところだ。カラーリングもブルー、イエロー、ホワイトの組み合わせは健在だが、レッドブルのロゴが外されるなど、昨年と配色が異なっている。

 37号車のふたりもプレスリリースにコメント寄せた。平川は「今年もKeePer TOM’S にてGT500に参戦となりました。私自身は6年目で、相方も4年目のニックで継続です。去年、一昨年と惜しい所でチャンピオンを逃してしまっていますが、今年は三度目の正直で必ずチャンピオンを取りに行きます。今年も応援宜しくお願い致します」と語り、今年こそタイトルを獲得するという決意を表明した。

 またキャシディは「今シーズンもスーパーGTで再びKeePer号をトムスでドライブできる事になって本当に嬉しいです。亮とのコンビはとても良好で、特に過去2年の結果の後、私たちは今まで以上にチャンピオンを取ることに対して執着しています。スープラでのチャレンジはエキサイティングな挑戦になりますが、他チームのレベルも間違いなく上がっているので簡単ではない戦いになると認識しています」とコメント。こちらも今季に懸ける想いを述べた。

 

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