VivaC 86 MC、タイ間に合うか? 土屋武士監督「空輸で持っていく」

第6戦鈴鹿1000kmのチェッカー寸前に大クラッシュを喫した#25 VivaC 86 MC。次戦タイへは、空輸でマシンを送ることを決めたようだ。

 鈴鹿サーキットでのスーパーGT第6戦で、マシンが横転する大クラッシュを喫した#25 VivaC 86 MC。続く第7戦タイに向けてのマシン輸送などのタイムリミットが迫っている中、気になるマシンの修復状況について土屋武士監督に現状を訊いた。

 8月末に行われたスーパーGT第6戦鈴鹿。GT300でトップ争いをしていた#25VivaC 86 MCだが、チェッカーまで残り数分というところで逆バンクでクラッシュを喫しマシンが横転してしまった。

 ドライブしていた松井孝允は無事。しかしマシンはリアセクションを中心に大きく損傷してしまった。

 続く第7戦はタイで行われる海外ラウンド。通常マシン・機材は船で運ぶのだが、そのデッドラインは今週末に迫っており、損傷が大きい #25 VivaC 86 MCが間に合うのか、心配する声も上がっていた。

 そんな中、9月2・3日に行われたスーパー耐久第5戦富士で、マシンメンテナンスを担当している#25 ケーズフロンティア911GT3Rのサポートのため来場していた土屋監督に、#25 VivaC 86 MCの状況について訊いた。

「今、頑張って直しているところですが、(マシン輸送は)空輸にします」とのこと。

 船便に間に合わせようとすると、実質的に今週末にはマシン修復とタイに向けての調整が済んでいる状態でないといけないのだが、パーツが間に合わないなど様々な問題があったため、別途空輸でタイまで運ぶことを決めたのだ。

「船便だとパーツが間に合わないのですが、空輸であれば月末くらいまでは作業ができるので、間に合うと考えています」

「フレームは大丈夫でしたが、カウルはもちろんルーフも交換ですし、足回りもやられていて、結構重傷でした」

 そう語る土屋監督。しかし、悲観する様子は全くなく、むしろ、タイトル争いに向けて一層気合いがはいっていた。

「チームオーナーをやっていれば、1回や2回こんなことはあるものですし、こんなことでヘコタれていたら先はないですからね」

「あのまま鈴鹿で2位になっていれば、(タイトル争いは)8割9割方VivaCだなとなっていましたが、そこで試練がまたやってきているのかなと思います。でも逆境の方が燃えますし、これくらい大したことはないです」

 次回のタイは #25 VivaC 86 MCが得意とするコースの一つ。そのスターティンググリッドに並ぶため、懸命な修復作業がガレージで続いている。

取材・執筆/吉田知弘

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シリーズ スーパーGT
記事タイプ 速報ニュース