【スーパーGT】SUGO:トラブル多発の公式練習、6号車WAKO’S首位
第4戦の公式練習がスポーツランドSUGOで行われ、#6 WAKO’S 4CR LC500がトップタイムをマークした。
スーパーGT第4戦がスポーツランドSUGOで開幕。公式練習でトップに立ったのは、#6 WAKO’S 4CR LC500。GT500のトップ3を3メーカーが分け合った。
今週末のSUGOは天候が崩れると予想されていたが、公式練習はドライコンディションで行われた。
セッションがスタートして約10分、平川亮が乗る#37 KeePer TOM’S LC500が馬の背コーナーでオーバーラン。グラベルに飛び出してしまったものの、幸いバリアには接触せず、ピットに戻った。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが乗る#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rは、最終コーナーでGT300クラスの#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSと接触。左フロントにダメージを負い、ピットに戻った。
走行開始から30分、トップは#1 DENSO KOBELCO SARD LC500、2番手はその#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、3番手は#12 カルソニック IMPUL GT-Rとなった。
GT300クラスは、#18 UPGARAGE BANDOH 86がトップ、ランキングトップの#25 VivaC 86 MC、#3 B-MAX NDDP GT-Rが続いた。
藤波清斗が乗る#5 マッハ車検 MC86 GTNETはセッション開始31分にクラッシュし、力なくピットへ。リヤに結構なダメージを負っており、セッション中の走行再開は難しそうだ。
#64 Epson Modulo NSX-GTはインスタレーションラップを終えて以降、ピットで長時間を過ごした。ガレージではマシン右側のドアを外し、メカニックがコックピット内部をチェックしている様子だった。その後、セッション開始70分を過ぎてからコースインし走行を再開した。
セッション開始1時間を前に、赤旗が掲示された。#2 シンティアム・アップル・ロータスがクラッシュを喫してしまい、コースに復帰した際にバックストレートにパーツが落下。さらに、同タイミングで#37 KeePer TOM’S LC500がバックストレート脇でマシンストップしてしまったためだ。#37 KeePer TOM’S LC500はFRO車両に牽引され、ピットに戻った。
回収作業が終了し、走行再開。この時点で、GT500は#100 RAYBRIG NSX-GTがトップに浮上、#1 DENSO KOBELCO SARD LC500が続き、3番手には#36 au TOM’S LC500がつけた。
GT300は#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3、#18 UPGARAGE BANDOH 86、#25 VivaC 86 MCという序列だ。
走行再開してから数分後、#87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3がピットロードでマシンストップ。マシンはそのまま、ピットロード脇に留め置かれた。
GT500とGT300の混走が終了しようかというタイミングで、#1 DENSO KOBELCO SARD LC500がクラッシュし、セッション2度目の赤旗。SPインコーナーでアウト側の縁石に乗り過ぎてしまい、止まりきれずにSPアウトコーナー外側のバリアに接触してしまった。しかしマシンの損傷はほぼなく、自走でピットまで戻った。
GT300クラスの占有走行からセッションが再開。10分間の走行を終え、トップは変わらず#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3。#3 B-MAX NDDP GT-Rがタイムを伸ばし2番手、#18 UPGARAGE BANDOH 86が3番手となった。ポイントランキングで首位に並ぶ#25 VivaC 86 MCは4番手、一方の#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3は16番手となった。
ランキング3位の#4 グッドスマイル 初音ミク AMGが8番手となった。GT300クラスは20番手までがトップから1秒以内。熾烈な接近戦となっている。
続いて、GT500クラスの占有走行がスタート。クラッシュした#1 DENSO KOBELCO SARD LC500も最初から占有走行に加われている。
混走に入る前にトップに立っていた#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rのタイムを最初に更新したのは、トラブルが続いていた#37 KeePer TOM’S LC500。ニック・キャシディのドライブでトップに躍り出た。
そのタイムを#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの佐々木大樹が更新し、トップを獲り返すが、後続の#6 WAKO’S 4CR LC500がさらにそれを上回り、セッション首位となった。
#8 ARTA NSX-GTが2番手に割って入り、トップ3を3メーカーが分け合う形となった。
【関連ニュース】
過酷な”3連戦”に挑むGSR。片山監督「チャンスを待って確実に」
大嶋和也 「マシンの出来が良かっただけに悔しい」/第3戦オートポリス
■スーパーGT 第4戦SUGO公式練習 GT500タイム結果
1. #6 WAKO’S 4CR LC500/1'12.394
2. #8 ARTA NSX-GT/1'12.489
3. #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/1'12.505
4. #17 KEIHIN NSX-GT/1'12.541
5. #36 au TOM’S LC500/1'12.587
6. #37 KeePer TOM'S LC500/1'12.592
7. #16 MOTUL MUGEN NSX-GT/1'12.703
8. #100 RAYBRIG NSX-GT/1'12.796
9. #1 DENSO KOBELCO SARD LC500/1'12.998
10. #38 ZENT CERUMO LC500/1'13.099
11. #12 カルソニック IMPUL GT-R/1'13.221
12. #23 MOTUL AUTECH GT-R/1'13.296
13. #46 S Road CRAFTSPORTS GT-R/1'13.305
14. #19 WedsSport ADVAN LC500/1'13.568
15. #64 Epson Modulo NSX-GT/1'13.862
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments