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2020年、日本初の市街地レース実現へ(1):なぜ開催地が島根・江津なのか?

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2020年、日本初の市街地レース実現へ(1):なぜ開催地が島根・江津なのか?
執筆:
2019/11/23 3:50

A1市街地レースクラブは、2020年の9月20日に日本初となる公道・市街地レースを、島根県の江津市で開催すると発表した。レンタルカートを用いて開催するこのレース……しかし、なぜ”東京から最も遠い”とされる江津が、開催地に選ばれたのか? その理由を訊いた。

 2020年の9月20日に開催されることが決定した、A1市街地グランプリ江津大会”GOTSU 2020”。このイベントはレンタルカートを用い、日本で初めて公道コースを使って開催されるレースということになる。

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 しかし、当初発表された情報だけでは、まだまだ不明な部分が多い。なぜ開催地が島根県の江津市なのか? どんなドライバーが参戦するのか? 観戦するためにはどうしたらいいのか? それらについてオーガナイザーであるA1市街地レースクラブ、そして主催者となるA1市街地グランプリGOTSU 2020実行委員会に話を訊いた。

 そもそもなぜ島根県の江津市でこのレースが開催されるのだろうか? 江津市は島根県の西部に位置する都市であり、”東京から一番遠いまち”として知られている。

「消滅可能性都市に、未来の可能性を見出そうと思った」

 そう語るのは、A1市街地レースクラブの代表を務める上口剛秀である。上口は普段は経営コンサルティング業を務めているが、その顧客から”地元貢献”について相談を持ちかけられた際に、市街地レース開催の構想を語ったのが今回のレース開催に向けたきっかけになったようだ。

「地域に貢献できる何かがないか……そういうご相談を受けました。それで、日本ではまだ市街地レースが行われたことはないから、それを目指すのはどうかとなり、1枚の企画書をお渡ししました」

 その企画書を受け取ったのが、今はA1市街地グランプリGOTSU 2020実行委員会事務局で業務を担う森下幸生氏である。森下は江津に本社を置く森下建設の社長。彼がまだ常務だった頃、地元を活性化させる案について上口に相談したのだった。森下はその企画に興味を持ち、地元に持ち帰った。しかし地元の反応は、当初は芳しくなかったという。開催告知から実に6年前の、2013年のことだった。

「はじめは数人が面白いねと言ってくれただけで、その他はほとんど興味を持ってもくれませんでした。父親(森下建設の先代社長)も、これをやってどうなるのか、実現できるのか、会社にとってはどんなプラスになるのか……などと、懐疑的な意見を持っていました」

「でも次第に何人か集まってきて、半年後くらいに準備会ができました。それで市役所や警察に話を持っていきましたが、なかなか賛成してくれませんでした」

 そう語る森下。しかし思いもよらぬことが起きたという。

「面白いことがたくさんあります。その中でも、誰が一番最初に賛同してくれたかといえば、それは住民の皆さんでした。市役所や警察は、住民が迷惑するようなことはできないと言っていました。しかし、誰よりも住民の皆さんが、街でのレースを見たいから応援するよ、言い出したんです」

 どう説得したのか? それについて森下は、次のように当時を振り返る。

「歩きましたよ。自治会の会長さんが集まる会に行って説明会をしましたし、署名活動もしました。署名は、子供から老人まで、幅広い方々からいただきました。ただ、モータースポーツだからということではなかったかもしれません。準備会の面々は、日頃から商工会の青年部の活動をやっていたので、彼らがやっているなら応援しようということになったのかもしれません」

 そんな森下になぜモータースポーツを勧めたのか? それについて上口は、次のように説明した。

「消滅可能性都市に、可能性を見出そうと思ったんです。元気で新しいことにチャレンジする街というのが、メインの考え方。それを日本全国に向けてPRしたいなと思いました」

「儲かるかどうかだったら、誰もやらないかもしれません。でもやりたいですよね。日本での公道レースは、これが初ですから。誰かがパイオニアにならなければいけないんです」

 とはいえ自動車レースもビジネスである。当然、収益を求める必要がある。

「これを機に、その地域に興味を持ってもらって、新しいエネルギーのビジネスだとか、街のソリューションとの提携ができないかと思いました。そのきっかけとなり、未来に向けたビジョンを共有できればと思ったんです」

「いきなり利益を出そうとは考えていません。長期的に見た時に、花が咲くというところだと思います。利益とかそういうことではなく、もっと大切なことがあるんです」

「江津でのイベントについては、我々オーガナイザーとしては大赤字だと思います。でも、地元企業さんがPRする場所も作りますし、地元からスポンサー企業も募ります。そういう可能性が出てきています」

「このイベントを目指すことによって、街が元気になった。それがすごいことだと思っています」

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シリーズ Other Truck
執筆者 田中 健一