シモーナ・デ・シルベストロ、特例での豪州ライセンスの発行申請

女性ドライバーのシモーナ・デ・シルベストロは、スーパーカー出場に必要な”スーパーライセンス”の特例での発給を、統括団体に求めた。

 シモーナ・デ・シルベストロは、スーパーカーシリーズに出場するため、特例でのライセンスの発行を求めている。

 スーパーカーシリーズに出場するためには、CAMS(オーストラリアのスポーツ統括団体)が発行する”スーパーライセンス”が必要になるが、このライセンス発給には様々な条件をクリアしなければならない。

 ここ数週間にわたり、2017年の新たなライセンス発行をめぐってトラブルが起きている。16歳のアレックス・ルーロが年齢と獲得ポイント数に関する要件を満たすことができなかったが、特別免除を付与された。一方、年齢条件を満たしている23歳のマット・チャーダには、このスーパーライセンスが発行が許されなかった。

 日産と契約したスイス人の女性ドライバー、シモーナ・デ・シルベストロもライセンスの発行を求めているが、まだその許可が下りていないうちのひとりだ。

 デ・シルベストロはインディカーやフォーミュラEなど、国際的なレースでの経験が豊富にもかかわらず、CAMSのライセンスが自動的に発行されることはなかった。というのも、インディカーもフォーミュラEも、CAMSのライセンス獲得に必要なポイントシステムに含まれておらず、そのため彼女はこの5年間で全くポイントを獲得していないことになっているのだ。

 彼女は2度バサースト1000kmに出場しているが、ライセンスの自動発行に必要な資格(主要なレースへ3レースの出場経験が必要)を満たすことができていない。また彼女は、FIAのドライバーズランクでも”ゴールドクラスかそれ以上のクラスのドライバー”として記載されておらず、そのため前述のルーロ同様、特別なライセンス発行を求めることが必要になる

 日産モータースポーツはmotorsport.comに対し、国際基準を含む申請書をCAMSに提出したことを明らかにした。

 デ・シルベストロはすでにテストプログラムを始めており、21日にシドニー・モータースポーツ・パークで行われたタイヤテストにも参加した。

 デ・シルベストロは、2010~2013、2015年にインディカーに参戦した。またフォーミュラEの第1シーズン最終戦にスポット参戦し、第2シーズンにはフル参戦を果たしている。

 また2014年にはザウバーの「アフィリエイトドライバー」として契約し、ザウバーのF1マシンを走らせた経験もある。しかし、彼女はスポンサーと決裂したため、ザウバーとの契約も終了してしまった。

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この記事について
シリーズ Supercars
ドライバー Simona de Silvestro
チーム NISMO
記事タイプ 速報ニュース