【F1】リカルド、史上最年少スーパーカーデビューの16歳にビデオレター
スーパーカーシリーズ史上最年少デビューする16歳のアレックス・ルーロに対し、同郷のダニエル・リカルドは個人的に応援メッセージを送った。







今年スーパーカーシリーズ史上最年少ドライバーとしてデビューする16歳のアレックス・ルーロに対し、同郷のダニエル・リカルドが個人的に応援メッセージを送った。
2011年にトロロッソのリザーブドライバーであった22歳のリカルドは、当時レッドブルが”買い取った”ヒスパニア・レーシング(HRT)のシートで、同年のイギリスGPに出走。F1デビューを果たした。一方のルーロは、2017年3月2日に開幕するアデレード戦でスーパーカーデビューをする。
その応援メッセージは、オーストラリアのニュース番組である『トゥデイ・トゥナイト』で初めて放送された。リカルドはビデオレターで自分のF1デビューを振り返り、ルーロに対し経験を楽しむことを伝えた。
リカルドはビデオレターで次のように語った。
「君がその週末を迎えた時、多くのものに圧倒されるのは間違い無いだろう。でもそれを上手く交わすことができれば、本当にすごいことだ」
「HRTでF1デビューした時のことは僕にとって最大のトピックスだ。初めての週末は本当にクレイジーだったよ。その時の僕にとって一番の課題はレース自体じゃなくて、メディアやそれを取り巻くありとあらゆるものだった気がする。とにかく日曜日の決勝に向けてエネルギーを節約しようとしていた」
「本当にめまぐるしかった。最初のレースに興奮するのはいいことだけど、エネルギーは少しとっておくといい。レースの時はそのエネルギーを使って、考えすぎないことだ」
「基本的には、ただ楽しむんだ」
「(セバスチャン・)ベッテルのような男たちに立ち向かい、経験豊富なドライバーたちに揉まれながら少しずつ結果を残していく。僕が思うに、大抵のことは彼らから学んだと思うし、何事もポジティブだったと思う」
「僕は自分の能力に対し、確かに自信を持っていた。でも君はいつだって他の誰かがこのスポーツでしたことを学び、その学びに対し感謝の念を持つことができる」
「最初は自分自身だけに集中していたけど、ベッテルのチームメイトになれた時、彼から学ぶべきことは何かないかと常に彼を見ていた」
「とにかく心をオープンに、積極的に学んでいれば、君はこのスポーツの中で飛躍することができるだろう。君は若いんだ。伸び代はたくさんある」
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この記事について
シリーズ | Supercars |
ドライバー | Alex Rullo , ダニエル リカルド |
チーム | 23Red Racing , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Andrew van Leeuwen |