フェルスタッペン、ニュル北デビュー戦はクラス7位「ここではいつでも楽しい!」いよいよGT3参戦へ……目線の先には24時間レース
全ての要件を満たしたわけではないものの、フェルスタッペンはニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)のGT3レースに出場するために必要なライセンスを取得することができた。
写真:: Jan Brucke/VLN
4度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、今週末ドイツのニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)で開催されているニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)に挑戦中。目標であるGT3車両を含む最高峰クラスでのレース参戦ライセンスであるドイツ・モータースポーツ連盟(DMSB)のDMSBノルドシュライフェ許可証(DPN)“Permit A”を取得できたようだ。
フェルスタッペンはライセンス獲得に向けて、9月12日(金)にサーキットで理論試験を受験し、翌日に開催されたNLS第7戦への出場資格を得た。
NLSはGT3規格のレース車両から完全市販車まで、幅広いクラスの車両が混走するシリーズ。その第7戦でフェルスタッペンはVerstappen.com Racing所属のクリス・ルラムとペアを組み、ライオンスピードGPが用意したパワーが若干抑えられたポルシェ718ケイマンGT4 CSの89号車(SP7クラス)と980号車(CUP3クラス)でダブルエントリーした。
フェルスタッペンがPermit A発給条件を満たすためには、4時間のレース中に89号車と980号車両方に乗り込み、合計14周以上を周回することだった。980号車では14周の要件を達成しクラス7位でフィニッシュしたものの、89号車は予選でのダメージにより走行できず。そのためフェルスタッペンはDMSBの定める条件を完全に満たすことができなかった。しかしDPN委員会の審査により、結果的にフェルスタッペンにライセンスを発給することが決まった。
「全てが順調に進み、DPNを取得できて嬉しい。楽しかったよ。でもここはいつも楽しいね」
ノルドシュライフェでのデビュー戦をフェルスタッペンはそう振り返った。
「レース状況下で、速いクルマも遅いクルマも混在するトラフィックの中で走行できたのも良かった。“コード60”のニュートラライゼーション、ダブルイエロー、イエローフラッグも経験できた」
「雨も乾いた路面も、そしてその中間の状態でも走行できた。グリップの強いところと弱いところを走って、スタートも経験した。このサーキットでさらなる経験を積めたのはよかった」
フェルスタッペンは第7戦で2台のケイマンGT4で周回を重ねることができなかったものの、Permt A発給が叶った。
写真: Nürburgring GmbH
【ギャラリー】フェルスタッペン、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでレースデビュー
Permit Aの取得したことで、フェルスタッペンは9月14日(日)に開催されるNLS第8戦への出場が不要に。代わりに2週間後のNLS第9戦への参戦が確実となった。同レースではエミル・フライ・レーシングのフェラーリ296 GT3で出場することができると見られている。
今年5月には、フランツ・ヘルマンという偽名を使いエミル・フライの296でノルドシュライフェを走り、GT3のコースレコードを非公式ながら破ったとされている。マシンの正確な仕様をめぐっては激しい論争が起きたが、今度はレースイベント。文句のつけようがない状況下で、F1タイトルを4度制したのには理由があると見せつけることができるだろうか。
フェルスタッペンとしては、これによりニュルブルクリンク24時間レースの最高峰クラス出場という道も開けた。これはフェルスタッペン自身が強く望んできたことだ。
「ノルドシュライフェのようなサーキットは他にない」とフェルスタッペンは言う。
「挑戦的なコースだ。今回見られたように、この長いコースではある区間は路面が乾いていても他の区間では濡れているということがある。アスファルトの状態も場所によって異なる。それが全てをまとめ上げることを難しく、そしてこのコースを特別なモノにしている」
「GT3車両でここの24時間レースを走るのは、素晴らしいだろうね」
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