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共通点は“負けず嫌い”? 小山美姫×渡嘉敷来夢による女子トップアスリート対談が実現

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共通点は“負けず嫌い”? 小山美姫×渡嘉敷来夢による女子トップアスリート対談が実現
執筆:
2019/09/10 10:32

Wシリーズに参戦した小山美姫と、プロバスケットボール選手の渡嘉敷来夢による特別対談が実現した。

 今季、女性ドライバーによるフォーミュラカーシリーズであるWシリーズに参戦し、ランキング7位となった小山美姫。そんな小山と、女子プロバスケットボール選手の渡嘉敷来夢による特別対談が、9日(月)に都内のスタジオにて実現した。

 渡嘉敷は1991年生まれの28歳。193cmという恵まれた体躯を活かし、女子バスケットボール界最高峰のWリーグでMVP6回と、スター選手として活躍している。さらに、2015年〜2017年には世界最高峰のWNBAに挑戦。オールルーキーチーム(新人ベスト5)にも選ばれるなど、名実共に日本女子バスケ界のナンバーワンプレイヤーである。

 小山と渡嘉敷は共に海を渡り、世界の舞台で活躍した経験を持つ。そんなふたりには共通点があったようだ。

「小さい頃から負けず嫌いだったので、男女関係なく誰にも負けたくないという気持ちで何事も全力でやっています」と語る渡嘉敷に対して、小山は「自分が負けず嫌いだとは思ってないんですけど……」と前置きしつつも「自転車を漕いでいる時に横から電車が追いかけてくると、負けないように全力で漕いでしまいますね」とエピソードトークを披露。渡嘉敷は間髪入れずに「わかる!」と同意し、この日が初対面ながら早くも意気投合したようだった。

 ただ、オフはスポーツ観戦をしたりカフェに行ったりとオンオフをはっきり切り替える渡嘉敷に対して、小山はオフもストイックにトレーニングや英語の勉強に費やすといい、対照的な一面も明らかになった。小山はそのストイックさが過ぎるあまり体調を崩してしまうこともあり、そこは改善の余地があると考えているようだ。

 さらにお互いが大切にしている言葉については、渡嘉敷が『後悔するくらいなら始めてみればいい。後悔したくないなら一歩踏み出せばいい』、小山が『勇気は一瞬、後悔は一生』と回答。これまた共通している部分が多く、小山は「こんなにマッチすることはあまりないですよね。真似しました?(笑)」と驚きを隠せない様子だった。

 勇気を出して一歩を踏み出す……それは簡単なことではない。その原動力はどこからやってくるのか尋ねられた小山は、“過去に後悔した経験”が大きく関わっていると答え、その詳細を語った。

Honda #USLETE 対談(小山美姫)

Honda #USLETE 対談(小山美姫)

Photo by: Motorsport.com / Japan

「私は5歳からカートを始めました。そこから資金的にも少しずつ厳しくなっていきましたが、小学校6年生くらいの時にはレースの楽しさをより感じ始めて『本気でやりたい』と思うようになりました」

「ただ、そうやって真剣に戦い始めた時期から『あの時こうしていれば勝てたんじゃないか』と後悔するレースが多くなりました。だからこそ、今は毎日全力でやろうと思うようになりました」

 その後、小山は資金面の問題もあり、14歳で一度モータースポーツから離れている。その時に感じた虚無感も、大変な毎日を乗り切る原動力となっているようだ。

「その時期は『こんなにも1秒って長いんだ』と思うほど、本当につまらない日々でした。だからこそ今はレースに関わって忙しくする日々が幸せだなと感じますし、どんなに大変でもやるしかないなと思えます」

 一方の渡嘉敷は高校時代からスター選手として活躍し、桜花学園高校時代にはチームを高校総体3連覇に導くなど、華々しいキャリアを送ってきた。そんな中で、ある大会で敗れた際、恩師である井上眞一監督にこんな言葉を投げかけられたという。

Honda #USLETE 対談(渡嘉敷来夢)

Honda #USLETE 対談(渡嘉敷来夢)

Photo by: Motorsport.com / Japan

「お前が本当にすごい選手だったら、チームを勝利に導けるはずだ。でも負けたということは、(例え活躍していたとしても)お前はスーパースターでも何でもない」

 渡嘉敷はその言葉が今も心に残っているといい、周りの選手に気を配るなど、プレー以外の面でもチームを引っ張っていくことの重要性を学んだという。

 そういう点ではモータースポーツもれっきとした“チームスポーツ”であると言えるが、モータースポーツはバスケットボールとはチームプレーの形が少し異なっていると小山は語った。

「モータースポーツはみんながヒーローだと思っています」

「バスケットボールはひとりの選手が見せ場を作ることができますが、モータースポーツはそれができません。私には触れられないものに携わっている人がいて、その人たちが全員最高のパフォーマンスをしてくれた時に、はじめて勝つ条件が整います。その時にドライバーの準備ができていれば、勝ちに繋がるんです」

「トップになる時は、みんながトップなんだと思います」

 最後にふたりは、夢に向かって挑戦する同世代の若者にエールを送って締めくくった。

 まずは、小山の話を聞きながら「かっこいい」「すごい」と感心しきりだった渡嘉敷。

「挑戦することで新しい自分に出会うことが出来ると思います。そういった楽しみをスポーツに限らず作っていくことで、刺激的な毎日を送れるんじゃないかなと思います」

 続いて「こんなに賛同できることの多いアスリートさんは(渡嘉敷が)初めて」と語った小山。

「好きなこと、愛があるものを継続してやっていってほしいです。ひとつ投げ出してしまう人は、それからのことも全て投げ出してしまいがちなので、まずは何かひとつ最初から最後までやり遂げることが大事だと思います。愛があるものなら、ポジティブな気持ちで頑張れるので」

Honda #USLETE 対談(小山美姫×渡嘉敷来夢)

Honda #USLETE 対談(小山美姫×渡嘉敷来夢)

Photo by: Motorsport.com / Japan

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この記事について

シリーズ FIA-F4選手権 , W Series
イベント Honda #USLETE 対談
サブイベント Honda #USLETE 対談
ドライバー 小山 美姫
執筆者 戎井健一郎