Jujuが参戦決定! Wシリーズ、2022年シーズンのドライバーラインアップを発表
Wシリーズは、2022年シーズンのドライバーラインアップを発表。Juju(野田樹潤)を含む、5人のドライバーが新たに選手権デビューを果たす。
女性のみで争われるフォーミュラカー選手権として発足4年目(選手権としては3シーズン目)を迎えるWシリーズは、2022年シーズンを戦う17名のドライバーを発表した。
このうち、8名は2021年にランキングトップ8を獲得し、今季の出場権を自動的に獲得したドライバーだ。
またJuju(野田樹潤)、テレザ・バビコバ、ビアンカ・ブスタマンテ、クロエ・チェンバース、エメリー・デ・ホイスの5名が新たにWシリーズデビューを果たすルーキーとなる。スペインのカタルニア・サーキットで3月2日〜4日にかけて行なわれた2022年のプレシーズンテストで選ばれ、シートを獲得したドライバーたちだ。
元F1ドライバー野田英樹の娘であるJujuは、弱冠16歳で参戦する最年少ドライバーである。昨年はUS F4に参戦予定だったが、開幕戦の予選を前にシリーズへの参戦見送りを発表し、結果的にデンマークF4に継続参戦。ランキングは7位だった。
2022年は3連覇を目指すジェイミー・チャドウィックや、昨季ランキング2位のアリス・パウエルなど、強豪ドライバーも継続参戦する。
なお、昨年のWシリーズ・アカデミーのメンバーであるイリーナ・シドルコヴァは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、追って連絡があるまでWシリーズへの参戦を見合わせることになった。
Wシリーズの開幕戦は、5月6日から8日にかけて開催されるF1マイアミGPのサポートレースとして行なわれる。カレンダーは全8戦。10月には、F1日本GPのサポートレースとしても開催される予定となっている。
Wシリーズのレースディレクターであるデイブ・ライアンは次のように述べた。
「Wシリーズの知名度が上がるにつれて、ドライバーの才能や水準も上がっており、2022年のWシリーズのグリッドはこれまでで最も強力なものとなっている」
「今年は、アメリカとヨーロッパでプレシーズンテストを実施し、ドライバーの発掘とテストプログラムを拡大したが、この決断が実を結んだ」
「2022年のドライバーは10ヵ国から集まっており、その4分の1以上がWシリーズデビューとなる新しい才能だ。5人のルーキーは十分な準備を整え、Wシリーズのすべてを知っている実績あるグループに加わる。Wシリーズの精神に則り、互いに切磋琢磨していくことだろう」
「Wシリーズのダブルチャンピオンであるジェイミー・チャドウィックは、力強くタイトル防衛を目指すだろうが、彼女は2021年にかなり追い込まれており、今回もタイトル争いは接戦になると予想している」
「今シーズンは3大陸でF1サポートレースが開催されるため、2022年のWシリーズドライバーには前例のないチャンスがある。彼らがモータースポーツ最大の舞台でのレースのプレッシャーにどう対処するのか興味深いし、5月のマイアミでのシーズン初戦を楽しみにしている」
シリーズ参戦が決まった17名のドライバーは以下の通りだ。
- テレザ・バビコバ(チェコ)18歳
- ビアンカ・ブスタマンテ(フィリピン) 17歳
- ジェイミー・チャドウィック(イギリス)23歳
- クロエ・チェンバース(アメリカ)17歳
- エメリー・デ・ホイス(オランダ)19歳
- ベレン・ガルシア(スペイン)22歳
- マルタ・ガルシア(スペイン)21歳
- ジェシカ・ホーキンス(イギリス)27歳
- エマ・キミライネン(フィンランド) 32歳
- ネレア・マルティ(スペイン)20歳
- サラ・ムーア(イギリス)28歳
- 野田樹潤(日本)16歳
- アリス・パウエル(イギリス)29歳
- アビ・プリング(イギリス)18歳
- ブルーナ・トマセリ(ブラジル)、24歳
- ベイスク・フィッセール(オランダ)26歳
- ファビエンヌ・ヴォールヴェンド(リヒテンシュタイン)24歳
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