”不合格”のドライバーから疑問の声。Wシリーズの選考基準は曖昧?

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”不合格”のドライバーから疑問の声。Wシリーズの選考基準は曖昧?
執筆:
2019/01/30 10:35

Wシリーズのトライアルテストに参加し、落選したオーストラリアのシャーロッテ・ポインティングは、その審査プロセスに疑問を呈している。

 世界最速の女性ドライバーを決める戦いとして、今年開幕する予定のWシリーズ。その出場ドライバーを決める選考会がオーストリアで行われた。しかし落選したドライバーの中には、その審査プロセスに疑問を持っているドライバーもいるようだ。

 オーストリアで行われた今回の選考会には、世界中から54名の女性ドライバーが参加。ドライビング技術だけでなく、体力やメディア対応、チームビルディング演習など10科目以上のテストが行われた。雪混じりの日を含め、3日間に及んだテストの結果、28名が選考を通過。日本から唯一の参加となった小山美姫もテストをパスし、次の選考へと進んでいる。

 一方、ピックアップトラックで争われるスーパー・ユートに参戦しているシャーロッテ・ポインティングは選考に落選。公式フェイスブックで選考プロセスについて混乱があったと表明した。

「正直に言って、がっかりしているというのも控えめな表現になります。でも、それは自分自身にではありません」

「私は全力でプッシュしました。最終日のレースでは、54人のドライバーのうち、5位タイの成績を残しました。選考に通過したドライバーよりも上位だったのに、どうしてだか落選しました」

「私は自分自身をとても誇りに思っています。これまででベストなパフォーマンスでしたし、自分が十分速かったということは分かっています」

 ポインティングは、同じオーストラリア出身のチェルシー・アンジェロが落選したことも驚いたと付け加えた。

「チェルシーについても同じです。彼女は週末を通してとてもうまくやっていたし、選考通過に間違いなくふさわしいです。なぜ私たちが選ばれなかったのかは分かりませんが、他にも少し混乱しているドライバーもいますし、選考プロセスがどのように管理されていたか知りたがっています」

「Wシリーズは、イベントを運営する上で素晴らしい仕事をしました。私たち全員がとても楽しんでいましたし、多くを学びました。本当に素晴らしい働きで、私はその成功を本当に祈っています」

「しかしながら、イベントの初めからどのように選考プロセスが進められ、評価されていくかについて、より明確な説明があるべきだったと思っています。それらは全て、まだ曖昧なままです」

 アンジェロもまた、フェイスブック上でトライアウトを振り返り、結果に混乱していると投稿した。

「知っている人もいるとは思いますが、残念ながら私はWシリーズの次の選考に進む候補者には選ばれませんでした」

「今はいろんな考えや感情、疑問が混ざり合っていて、少し混乱しています」

「でも、この挫折は私をより強くし、自分にとって正しいと信じるもののために戦っていくでしょう」

「Wシリーズは私たちに、素晴らしい体験をもたらしてくれました。私はいつまでもこの体験を忘れませんし、感謝しています」

「雪の中でF3のテストをやるなんて、これまで考えたこともありませんでした。でも、私は新しい体験を学べました」

 一次選考を通過した28人のドライバーは、3月にスペインで行われる2回目のテストで、実際にシリーズで使われるタトゥースF318を使用。5月3日〜5日にホッケンハイムで開催されるWシリーズ開幕戦に向けて、18人のドライバーと2人の補欠が選出される予定だ。

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シリーズ W Series
イベント ドライバー・セレクション・プログラム
ドライバー Chelsea Angelo
執筆者 Andrew van Leeuwen