レースレポート

Wシリーズ・ハンガリー:”女王”チャドウィック、後続に大差をつける完勝。小山美姫オーバーテイク連発も12位

Wシリーズのハンガリーラウンドがハンガロリンクで行なわれ、ジェイミー・チャドウィックが完勝。日本の小山美姫は、レース終盤立て続けにオーバーテイクを成功させ、12位に終わった。

Jamie Chadwick

 Wシリーズのハンガリーラウンドが行なわれ、ジェイミー・チャドウィック(Veloce Racing)が後続に10秒以上の差をつける完勝で、今シーズン2勝目を挙げた。

 ポールポジションからスタートしたチャドウィックは、絶好のスタートを決めると、後続との差を徐々に広げていくという圧倒的なレースを展開。まさに影をも踏ませぬ走りで、トップチェッカーを受けた。

 2位でフィニッシュしたのは、第3戦が終わった段階でランキング首位に立っていたアリス・パウエル(Racing X)。しかし10.237秒もの大差をつけられており、悔しい1戦となった。しかも今回のレースの結果、チャドウィックにランキング首位も奪われる形となってしまった。

 3位にはネレア・マルティ(Academy)が入り、Wシリーズ初表彰台を手にした。

 小山美姫(Sirin Racing)は予選が振るわず、16番手からスタート。各車がなかなかオーバーテイクできずに苦しんだ中、小山はレース中は常に他車とのバトルを繰り広げる形となり、複数台をオーバーテイク。レース終盤は勝ったチャドウィックに次ぐペースで走り、最終的に12位でフィニッシュすることになった。

 

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