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レースレポート

Wシリーズ開幕戦:“第2シーズン”の初戦はパウエルが完勝、小山美姫は13番グリッドから追い上げ5位入賞

2021年Wシリーズ開幕戦で優勝したのはアリス・パウエル。小山美姫は13番グリッドからのスタートとなったが、5位入賞を果たした。

Miki Koyama

Mark Sutton / Motorsport Images

 女性ドライバーによって争われるフォーミュラカー選手権、Wシリーズの2021年シーズン開幕戦がオーストリアのレッドブルリンクで行なわれた。優勝したのはイギリス人ドライバーのアリス・パウエルだった。

 2019年に発足したWシリーズは、コロナ禍の影響で2020年シーズンが開催されなかったため、今季は同シリーズの2シーズン目ということになる。また今季は全戦F1のサポートイベントとして開催されるようになり、開幕戦はF1第8戦シュタイアーマルクGPとの併催となった。

 F1関係者も大いに注目する中、予選でトップタイムを記録したのがパウエル。ただひとり1分28分台のタイムをマークして6月26日(土)に行なわれた決勝レースのポールポジションを確保した。2019年のチャンピオンであるジェイミー・チャドウィックはターボのトラブルもあり8番グリッド、日本勢からただひとりの参戦となる小山美姫は予選でのトラックリミット違反が響いて13番グリッドからのスタートとなった。

 30分+1周で争われるレースは、ポールシッターのパウエルが好スタートを決めて快調にリードする展開となった。オープニングラップで5番手まで順位を上げていたチャドウィックは2周目のターン1でジェシカ・ホーキンスに追突されてしまい、最後尾付近まで順位を落としてしまった。

 各所でコースアウトや接触が見られる中、小山はコース上でのバトルにも競り勝ちながら徐々にポジションアップ。レース終盤、トラブルによってストップしたマルタ・ガルシアのマシンを回収するためにセーフティカーが出動した際には7番手につけていた。

 残り4分でレースが再開されてからも波乱が続き、3番手走行中のベイツケ・ヴィッセールがターン3でエマ・キミライネンと接触し、両者後退する場面もあったが、首位を走るパウエルは終始リードを保ってトップチェッカー。2019年ランキング3位のパウエルが、まずは第2シーズン最初のレースを完勝した。

 小山は6番手でフィニッシュしたが、ホーキンスがチャドウィックとの接触の責任を問われて30秒のタイムペナルティを受けたため、最終結果は8ポジションアップの5位となった。一時は後方に落ちたチャドウィックもリスタート後に大きく順位を上げ、6位でフィニッシュしている。

 なお次戦の舞台も、開幕戦と同じくレッドブルリンク。F1第9戦オーストリアGPのサポートレースとして1週間後に行なわれる。

 

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