
フランスのグラフレーシングチームは、2017年のル・マン24時間デビューを目標にはしているものの、年間を通してWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦するかどうかはまだ決まっていないという。
チームマネージャーのパスカル・ロートリエはこう話した。
「LKP2クラスは、いつも我々の夢だった。力強いレースが行われるとてもプロフェッショナルなレースだ」
「様々なサーキットでレースが行われていて、とても興味深い。しかし今の段階では、WECに参戦するかどうかはまだ決定していない」
ロートリエは、「我々はすでに、WECのアメリカラウンド(9月のメキシコとアメリカでのレース)に参戦するドライバーの中に、興味深い人物を見つけている」と続けた。
「理想的には、我々チームやドライバーとしては、2017年のル・マン24時間レースに出場したい。そのために、今はエントリーの書類を用意しているところだ」
パリ郊外にあるオルリー空港の近くに拠点を構えるグラフレーシングが、オレカのマシンでLMP2クラスに進出しようという動きは、新しいオレカ07 クーペ LMP2マシンの供給先になることを見越しているからだ。2017年からは、LMP2クラスに参戦する全てのマシンがギブソンテクノロジー V8エンジンを使用する。
オレカ05のシャシーを使用するマノー、G-Drive、シグナテック・アルピーヌ、KCMG、ユーラシア・モータースポーツ、TDSレーシングは、アップデートを施した07スペックをレースで使用することになる。
なおドラゴン・スピード・チームも、来シーズンは2台のオレカ07を導入する予定である。
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シリーズ | WEC |
チーム | Graff Racing |
執筆者 | Sam Smith |
グラフレーシング、LMP2クラスで来年のル・マン出場を目指す
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