トヨタのデビッドソン「中盤は厳しかったが"可能性のある"1年だった」

デビッドソンは、ラスト3戦で連勝できたのはWECアメリカ以降で調子を取り戻すことができたからだと考えている。

 WECトヨタのアンソニー・デビッドソンは、ラスト3戦でハットトリックを決めることができたのは、WECアメリカ以降で調子を取り戻すことができたからだと考えている。

 デビッドソンは、中嶋一貴やセバスチャン・ブエミと共に8号車トヨタTS050HYBRIDをドライブし、2017年シーズン開幕戦シルバーストンと第2戦スパで優勝した。

 しかし彼はメキシコシティ戦をポルシェから1周遅れという結果で終え、さらに9月に行われたアメリカ戦を個人的な理由で欠場したことで、厳しいシーズン中盤で耐えることとなった。

 しかし、シーズン終盤に行われた富士戦で参戦復帰したデビッドソンは、それから上海戦とバーレーン戦で3連勝を果たした。その時、彼はブエミとWECタイトルを獲得した2014年の時の感覚が戻ってくるようだったと語った。

「シーズン終盤のレースでは、以前チャンピオンを獲得した時のドライビング感覚が戻ってくるようだった」

「昨年のシーズン終盤は少し苦戦していたが、それが解消されたようだった。それはオースチンに参戦できなかった理由に関係しているが、これまで以上に強くなって戻ってくることができた」

今シーズンの振り返り

 トヨタ8号車の3名がバーレーン戦で優勝したことでトヨタは、2017年シーズンをポルシェの勝利数を上回る5勝で終え、WECにおいて新しい記録を樹立した。

 しかしタイトルを獲得したのはル・マン24時間を制したブレンドン・ハートレーやティモ・ベルンハルト、アール・バンバーの2号車ポルシェ919HYBRIDだった。対するトヨタ8号車はフロントモーターとバッテリーのトラブルによりル・マン制覇から遠ざかった。

 しかしデビッドソンは、ル・マンでの出来事はチャンピオンシップの行方を変えてしまうような最悪な事態だったとは考えていないようだ。

「僕たちはシーズン序盤で2勝あげたけど、ダブルポイント方式のル・マンで勝利できなかったことが痛手となる可能性があるということが示されたシーズンだった」

「今年、チームのチャンピオンを奪ったのはル・マンの結果だった。ル・マンで勝利できていればドライバーズチャンピオンシップを獲得できていただろう。少なくとも接戦だっただろうし、バーレーンで最終的な決着がついたはずだ」

「それは"可能性のある"シーズンだった。でも最終的に僕たちのマシンは最速だった」

「小さなアップデートの投入だったが、シーズン終盤で僕たちの調子を取り戻すのには十分だった。シーズン中に5勝を挙げ、これまでのWECで達成されていない記録を樹立した」

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この記事について
シリーズ WEC
ドライバー アンソニー デビットソン
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース