トヨタ、今季の目標は「勝利数でポルシェを上回ること」

トヨタは、少なくともポルシェ以上の勝利数を挙げるため、TS050の空力アップデートを最終戦まで継続させるようだ。

 トヨタは現在のLMP1マシンであるTS050に、リソースを再投入しているという。その理由は2018-19シーズン用の大規模な開発を行う予定がないからだと、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)のテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは語る。

「通常、この時期には来季用マシンの開発を行っている。しかし、来年のクルマを開発する必要がないことが明らかになった今、今年向けの開発を再開できることになった」

「基本的なホモロゲーションは遵守している。しかし、まだ開発できる部分が少し残されている。翼や整流板のような厚さが一定の部品は、まだ開発することができる」

 バセロン曰く、先月の富士6時間レースの際にもアップデートが持ち込まれており、さらに今回の上海6時間でも、さらなる新しいパーツが持ち込まれているという。また、アップデートの計画は依然進行中であり、今月末に行われる最終戦バーレーンにも、さらなるアップデートパッケージが投入されるという。

 トヨタは来季に向けた開発計画を、2段階にわたって縮小したという。ひとつ目はポルシェが今季限りでLMP1クラスからの撤退を発表した時、そしてもうひとつは新しいメーカー系チームの参入が見込めないと明らかになった時だ。

 またバセロン曰く、今季のトヨタの目標は、今やレースの勝利数についてポルシェを上回ることだという。

「ドライバーズチャンピオンシップでのポイント差は39だ。だから、(逆転でタイトルを獲得するためには)2号車ポルシェがリタイアする必要がある。我々には、それはどうすることもできない。しかし、レースに勝つことはできる」

 そうバセロンは説明した。

「我々の今の目標は、ポルシェよりも多くのレースに勝つことだ。我々はまだ、5勝対4勝で終えることができる。ここ(上海)で勝ち数で並ぶことができれば、その後はバーレーンの最終戦で優勝することが目標だ」

 トヨタは小林可夢偉とマイク・コンウェイがアタックした7号車が、ポールポジションを獲得。逆転タイトルの可能性を残す8号車は3番グリッドからスタートする。

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 上海6時間
サーキット 上海国際サーキット
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース