ワース・リサーチ、WEC LMP1プライベーターとして参戦復帰を目論む

ワース・リサーチは、世界耐久選手権LMP1車をデザインしプライベーターとして参戦復帰することを計画している。

 ワース・リサーチ(Wirth Research)は、世界耐久選手権(WEC)LMP1車両をデザインし、プライベーターとして参戦復帰することを計画している。

 2007年から2015年の間、アキュラやHPDと提携してLMP1クラスに参戦していたワース・リサーチ社は、2019年の参戦復帰に向けてLMP1車両の開発を新しく行うことを検討していることを明らかにした。

 創業者であるニック・ワースは、次のように語っている。

「我々はクローズドホールのプロトタイプスポーツカーにおいて、豊富な経験を持っている。いくつかのファクトリーが、LMP1に面白そうなチャンスがあるのではないかとみている」

「様々なパワープラントを評価し、規則を確認してみて、それらを最大限に活用できるできる方法を編みだそうとしている」

「ただ競争力を発揮できると感じられるまでは、レースに参戦することはないだろう」

 ワースは、このプロジェクトに取り組むための”適切なパートナー”を探していると語った。

「我々のビジネスモデルは、ジネッタのようにクルマを作り、中身を買い付けてくるようなものではない」

「どちらかというと、ダラーラやそのロシアのパートナー(SMPレーシングとBRエンジニアリング)が共同でやっているものに近い」

 しかしワースは、まだ積極的にパートナー探しを行なっておらず、”テクニカル面での調査が完了”させることを優先させているようだ。

「ただ何も考えず凧を飛ばしているわけではない。しかし、有力な顧客を見つけることができればこの計画は実現するだろう」

 2002年後半から継続していたホンダとワースの協力関係はすでに解消しているようだ。

 両者は2007年にアキュラブランドでLMP2クラスに参戦し、その後もホンダ・ パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)のインディカープログラムに協力していた。

 2009年にLMP1車両ARX-02aを共同開発。続いてHPD ARX-03を生み出した。HPD ARX-03はLMP1クラスとLMP2クラスに参戦している。2015年デイトナ24時間レースには、ARX-04 LMP2クーぺタイプを投入した。

 2015-16年はダラーラDW12インディカー用のホンダエアロキットを開発している。

 ワースがデザインしたLMP1マシンは、アメリカン・ルマン・シリーズで通算26勝し、2013年からの5年間で4度王者となった。

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シリーズ WEC
記事タイプ 速報ニュース