ポルシェ撤退の影響受け、来季トヨタのWEC参戦計画は10月に発表か

TMGのパスカル・バセロンは、トヨタがWEC LMP1プログラムを継続するかどうかを10月を目処に決定することを明らかにした。

 TMG(トヨタ・モータースポーツ)のテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、トヨタが世界耐久選手権(WEC)LMP1プログラムを継続するかどうかを10月を目処に決定することを明らかにした。

 LMP1クラスの唯一のライバルであるポルシェが、今季末をもって撤退を発表。これを受け、将来の計画についてコメントするのは時期尚早であるとバセロン語った。

「さらに情報が必要である。10月より前に決定は下さないだろう」

「新しいライバルが現れるのかどうか、レギュレーションがどうなるのか、カレンダーの詳細などを我々は知りたいのだ」

 バセロンはトヨタの来年WEC参戦の決定するのに際し、2020年に更新されるLMP1クラスのレギュレーションが計画通り実行されるかどうかが大きな要因となっていることを説明した。現時点で2020年に導入されるレギュレーションには、ゼロエミッションとプラグインハイブリッド技術などが含まれている。これまでもトヨタが明言しているように、彼らのWEC参戦の意義は”ハイブリッド技術の開発”にある。

 さらに、トヨタは今週末のWECメキシコで発表された将来の計画を”参考にする”ようだ。

 すでにトヨタは2018年WEC参戦を宣言していたが、ポルシェがWEC参戦から撤退するという噂が流れた7月に、トヨタ内部でも今後の計画について見直す必要があるという方向になったことをバセロンは明らかにしている。

 別の案としては、ル・マン24時間レース中心とし、スパや富士にスポット参戦する計画などが考えられる。

 依然としてバセロンは、2018年TS050ハイブリッドの開発は継続されていることを明らかにした。しかし、今後トヨタがル・マン24時間レースで3台目を投入することは考えづらいと認めた。

「現時点でそのような選択肢があるとは考えていない」とバセロンは述べている。

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この記事について
シリーズ WEC
チーム Toyota Motorsport GmbH
記事タイプ 速報ニュース