元F1ドライバーのヴァン・デル・ガルデ、LMP2クラスでWEC参戦
元F1ドライバーのヴァン・デル・ガルデらは、ESMレーシングからWECのLMP2クラスに参戦。30号車をドライブする。





ギド・ヴァン・デル・ガルデ、シーン・ジェラール、GP2で活躍するアントニオ・ジョビナツィの3人は、スコット・シャープ、エド・ブラウン、ヨハネス・ヴァン・オーバービークに代わって、世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスに参戦中のESMレーシング30号車をドライブする。またマシンもテキーラ・パトロンから、インドネシアのケンタッキー・フライドチキンであるジャゴニャ・アヤムへと変更になる。
チーム代表のシャープは以下のように述べた。
「ジャゴニャ・アヤムはLMP2プログラムに興味を持っており、我々にはすでに、マシンとスタッフが揃っている。年間エントリーも済ませてある」
ヴァン・デル・ガルデは昨年、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にG-ドライブから参戦し、ル・マン24時間レースにも出場している。
ジェラールとジョビナツィは昨年アジアン・ル・マン・シリーズに参戦し、チームメイトとしてジャゴニャ・アヤム with ユーラシアから出場したふたりは2勝を挙げた。
またジョビナツィは現在GP2に参戦しており、ドライバーズ選手権トップのピエール・ガスリー(Prema Powerteam)から10ポイント差でランキング2位につけている。今シーズンはあと2レース残っているが、どちらもWECと日程は被っていない。
ESMレーシングは、引き続き31号車を走らせ、リャン・ダルツィール、ピポ・デラーニ、クリス・カミングがドライブする。
「我々は、テキーラ・パトロンESMというプロフェッショナルなチームと共に、このプロジェクトに参加できることを誇りに思っている」とジャゴニャ・アヤムのスポーティングマネージャーのフランチェスコ・プリンチペは話した。
「マシンには競争力がありそうだし、ドライバーたちはどのレースでもベストを尽くせると自信を持っている」
この記事について
シリーズ | WEC |
ドライバー | アントニオ ジョビナッツィ , Giedo van der Garde , Scott Sharp , ショーン ゲラエル |
チーム | ESM Racing |
執筆者 | Charles Bradley |