【WEC】ポルシェ、今月末に「LMP1計画の将来を決める」と発言

ポルシェは、7月末までにFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラス参戦に対する将来的な計画を決定することを明らかにした。

 ポルシェは、7月末までにFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラス参戦に対する将来的な計画を決定することを明らかにした。

 今週末のニュルブルクリンクでは、ポルシェが今季限りでWECのLMP1プロジェクトから撤退するのではないかとの噂が絶えなかった。今回の声明は、この憶測に対応するものと考えられる。

 ポルシェLMP1クラスのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、「7月末までに決定を下す」とだけ語った。

 ザイドルは今週末行われているWECニュルブルクリンク戦に集中しているとして、それ以上発言することを避けている。

 WEC参戦復帰を果たした2014年当初、ポルシェは2016年までの3年間に渡るレースプログラムを計画していた。しかし2015年の8月に、そのプログラムを延長させることを発表。ポルシェは2018年末まで、LMP1クラスでレースを行うことを約束していた。

 もしポルシェがLMP1クラス参戦から撤退すると決断した場合、その理由はおそらくフォーミュラE参戦への関心であろう。ポルシェの上層部は、今季のフォーミュラEモナコePrixとベルリンePrixを視察するために、会場を訪れていたことが確認されている。

 ポルシェは先月行われたル・マン24時間レースで3連勝を果たし、通算19勝を達成した。

トヨタの見解

 LMP1クラス唯一のライバルであるトヨタは、2019年末までLMP1クラス参戦を確約していたのにも関わらず、ポルシェの撤退がどのような意味を持つのかははっきりしないと発言している。

 TMG(Toyota Motorsport GmbH)のテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは次のように述べている。

「現時点で我々が知っていることは、彼らが来年までの参戦にコミットしているということだ」

 昨年末に突然の参戦撤退を発表したアウディに続き、ポルシェがLMP1クラスから姿を消してしまうことになれば「問題になる」ことをバセロンは認めている。

「シチュエーションが変われば、我々も戦略を考え直すだろう。そもそも、まだ確定もしていない事項について、詳しく話すことなどできない」

 そうバセロンは語った。

「我々の立場がどうであれ、競争相手が必要であることは間違いない」

 さらにバセロンは、先日発表された2020年のWEC新規制によって、新しいメーカーがLMP1クラスに参入することを期待していると述べた。

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シリーズ WEC
チーム ポルシェ・チーム
記事タイプ 速報ニュース