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トヨタ、WEC上海予選での苦戦は予想通りも「レベリオンの”遅さ”は不可解」

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トヨタ、WEC上海予選での苦戦は予想通りも「レベリオンの”遅さ”は不可解」
執筆:
2019/11/10 3:01

トヨタのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、WEC上海の予選でポールポジションを獲得したレベリオンの遅さに驚いたと語った。

 FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦上海4時間レースの予選は、レベリオン・レーシング1号車がポールポジションを獲得。1周あたり2.74秒ものハンディキャップを背負ったトヨタのTS050 HYBRIDは、7号車が4番手、8号車が5番手とLMP1クラス最後尾に沈んだ。

 しかし、トヨタのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンはmotorsport.comのインタビューに応え、苦戦は予想通りだったと語った。一方で、レベリオンの”不可解”なペースには驚いたという。

「我々は、今回見たいくつかの要素に驚いていると言える。私たちに関しては、およそ4秒のロスを予想していたが、それは予想通りだった。我々は痛みを予測するのが得意なんだ」

「驚いたのは、あのタイムでフロントロウ獲得に挑戦できたということだ。だが最終的にはそうはしなかった。同じタイヤセットで走行を続けることにしたからだ」

「2セット目の新しいタイヤがあれば、フロントロウを獲得できたかもしれない。ポールポジションが手の届かないところにあったので、2セット目のタイヤは使わなかった。レースに向けて、タイヤを1セット温存することにしたんだ」

 バセロンはハンディキャップの影響で、チームLNTのジネッタ勢に直線スピードで敵わないことも、予選で無理をしなかった理由だと話した。

「もうひとつの理由は、直線ではジネッタに対してチャンスがないことが分かっているからだ。だからジネッタの前で予選を終える意味はないし、追い越されるリスクがある」

「だから我々は、彼らの後ろでスタートすることを選んだ。彼らがレベリオンと戦って接触する可能性もある。我々は安全にスタートすることを好む。スタートで新しいタイヤを履いている時にチャンスがないことは分かっているんだ。彼らは我々よりもはるかに速いだろう」

「我々は別のレースをする。ミスをしないことを目標に、何が起こるか見てみよう。ペースに関してはチャンスがない。だから我々は自分たちのレースをするだけだ。そして、他の人たちに何が起こるか見てみよう」

 バセロンはサクセス・ハンディキャップの影響により、トヨタが上海国際サーキットでLM-GTEクラスの車両をパスするのも苦労していると明かした。

「我々はふたつの理由で苦しんでいる。ひとつは我々が最大のサクセス・ハンディキャップを抱えていること、もうひとつは上海が我々のパワートレインに対するハンディキャップに特に敏感なトラックだからだ」

「我々のハンディキャップは、パワートレインに制限が課せられている。トラックごとにその感度が違うんだ。ペースやLMP2との差という面で、我々にとって今回が最も難しいレースになるはずだ」

「我々はLMP2クラスのマシンをパスするのに苦労している。GTマシンでさえ、我々のドライバーがやらないような場所でチャレンジしてくるんだ。我々は通常とは異なるレースへの準備をしている。通常はあまり考慮しない、トラフィックには特別な注意を払っている。それが今、非常に問題になっているんだ」

 昨年の上海では、トヨタ7号車がポールポジションを獲得。最速タイムは1分42秒708だった。一方、レベリオン1号車は1分42秒869の最速タイムを記録し、予選3番手となっていた。

 それだけに、バセロンは今回の予選でレベリオン1号車の最速タイムが1分45秒892に留まったことが理解できないと話した。レベリオン1号車は今回、1周0.89秒のハンディキャップを課せられており、車両最低重量が37kg増加しているが、それでももっと速いタイムが出たとバセロンは考えている。

「サプライズは、レベリオンが非常に遅かったことだ。レベリオンとジネッタに、挑戦することはできなかったはずだ。ジネッタについては参照データがないが、レベリオンは非常に奇妙だ」

「昨年、彼らは非常に速いラップタイムで我々に挑戦した。我々は1分42秒7だったが、彼らは1分42秒8だった」

「昨年と比べて、彼らは37kgのバラストを積んでいる。だから彼らのタイムは1分43秒後半、または1分44秒前半が出るはずだ。1分46秒台になるのは説明できない。LMP2との差を考えると驚く。昨年、彼らはLMP2最速のマシンより5.6秒速かったが、今年はわずか2.3秒だ。信じられない。レベリオンがこれほど遅くなるのは理解できない」

「彼らがタイヤ開発を進めたことを考えると、簡単には説明できない。通常、彼らが苦しんだ問題が改善しているはずだ」

「私は何かをほのめかしているわけではないし、数字をまとめただけだ。信じられない数字だ」

「2.5秒を失うのは簡単ではない。一方、我々は全てが予測できていた」

「我々は予測したラップタイムの0.5秒以内に到達している。LMP2との比較で、予測した正確な場所にいるんだ。LMP2は昨年よりもわずかに速くなっているため、路面コンディションのせいではない」

「我々とLMP2とのギャップは、サクセス・ハンディキャップで予測できるものだ。レベリオンのギャップは説明できない。それは注目に値するね」

Interview by Jamie Klein

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この記事について

シリーズ WEC
イベント Shanghai
執筆者 松本 和己