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豊田章男オーナー&小林可夢偉チーム代表、トヨタWEC今季初勝利に安堵も「ル・マンへ向けては信頼性の向上も必要」

TOYOTA GAZOO Racingの面々は2022年シーズンのWECで初勝利を挙げたことに安堵しつつも、8号車がトラブルに見舞われたことに関しては対策が急務であるとコメントした。

Race winners #7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 – Hybrid Hypercar of Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

写真:: JEP / Motorsport Images

 ベルギーのスパ・フランコルシャンで行なわれたWEC第2戦。6時間のレースを制したのはTOYOTA GAZOO Racingの7号車で、チームにとっては今季初勝利となった。

 開幕戦は厳しい性能調整の影響もあり、アルピーヌに敗れてWECでは2年ぶりに土をつけた形となったトヨタ。雪辱を果たすべくスパに乗り込んだ2台のトヨタ勢は、予選こそグリッケンハウスにポールを許すも、早々にワンツー体制を築き、レースをリードしていった。

 しかし、クラッシュした車両の回収のため赤旗が掲示された後、レースに急展開が。局地的に雨が落ち始める中、セーフティカー先導で再スタートが切られることになったが、首位の8号車は発進できず立ち往生。しばらくして、なんとか始動することができたものの、結局マシンを停めてしまった。

 7号車は難しい路面コンディションをものともせず、最終的にトップでチェッカー。7号車のドライバーである小林可夢偉がチーム代表を兼務するなど、新体制となった中での初勝利にチームは胸を撫で下ろしているものの、8号車にトラブルが発生したことから、次戦のル・マン24時間レースに向けて、手放しでは喜べないといった様子だ。

 TOYOTA GAZOO Racingのチームオーナーである豊田章男、そして小林可夢偉チーム代表はプレスリリースにコメントを発表し、勝利への安堵、そして大事な1戦であるル・マンに向けた信頼性対策の必要性について述べた。

豊田章男(TOYOTA GAZOO Racingチームオーナー)

「7号車のみんな、今シーズンの初勝利をありがとう。可夢偉が代表となった新チームの初勝利に私も少しホッとしました。可夢偉、二足のわらじ、お疲れさま、ありがとう」

「8号車は早い段階でのリタイアでデータも取れず、平川(亮)も経験を積むことができず、残念なレースだったと思います」

「今回のトラブルは激しい雨が原因かもしれませんですが、クルマはどんな環境でも安心して乗れるものでないといけません。そして、次のル・マンもどんな天気になるかわかりません。今回のトラブルの真因を見つけ、次の戦いに向けて備えてもらいたいと思います。」

「ル・マン24時間は7号車も8号車もチェッカーを切ってほしい……そのためにチーム全員でクルマをもう一度見つめ直して、6人のドライバーが気持ち良く走れるクルマになるよう改善をお願いします。それができれば我々のクルマは誰より長い距離を走れると信じています。チームのみんな残り一か月、よろしく頼みます。」

「ファンの皆さま、今回も応援ありがとうございました。ル・マンでは、2台のGR010 HYBRIDを24時間ずっと応援いただけるようまた明日からチームみんなで努力してまいります。引き続き、ご声援よろしくお願いいたします」

小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)

「素晴らしいチームワークにより今季初勝利を上げることができました。私はドライバーであると共に、チーム代表でもあるため、両方の車両に対して責任があります。8号車に起きたトラブルに関してクルーには申し訳ない気持ちですし、徹底的に精査し解決していきます」

「チーム全体として、今回のレースにはとても満足しています。我々の7号車は非常に難しいレースコンディションにもかかわらず、マイクとホセが素晴らしい走りを見せてくれ、またエンジニアとピットクルーも、このコンディションの中、ミス無く完璧な作業で支えてくれました」

「次戦はシーズン最大のイベントであるル・マンなので、しっかり準備する必要があります。我々はパフォーマンスを上げるため常に努力を続けていますが、ル・マンへ向けては、信頼性の向上も必要です。今日8号車に起こったようなトラブルは必ずなくしていきます」

 
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