トヨタ8号車、レース後のペナルティで4位から6位に降着。波乱万丈なレースで激走も、最大出力を超過|WECモンツァ
WEC第5戦モンツァ6時間を4番手で終えたトヨタ8号車は、レース後の50秒タイム加算ペナルティにより、6位に降着となった。
WEC(世界耐久選手権)第5戦モンツァ6時間レースを4番手で終えたトヨタ8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)は、最大出力を超過したとしてペナルティを受け、6位に降着となった。
8号車は7周目に同様の違反で戒告処分を受けており、190周目に犯した2度目の違反で5秒のストップ&ゴーペナルティが科せられたのだ。
これはレース終了から数時間後に出されたペナルティだったため、ピットロード走行の仮想タイムである45秒+停止時間5秒の計50秒が競技結果に加算されることになった。
3番手から決勝をスタートした8号車は、オープニングラップでフェラーリ51号車と接触し10秒のタイム加算ペナルティを受けた他、Dステーション・レーシング777号車との接触でも1分間のストップ&ゴーペナルティを科され、優勝戦線から脱落した。
しかしそこから驚異の追い上げを見せ、レース残り15分というところでフェラーリ51号車、ポルシェ5号車を立て続けに攻略。4番手でチェッカーを受けていた。8号車が2度目の違反を犯した190周目は、まさに4位争いの最中というタイミングだった。
なお、フェラーリ51号車もレース後にピットスルー相当の45秒のタイム加算ペナルティを受けている。ポルシェ5号車とのバトルの中で、ホームストレートの路肩を走行。コース外から5号車をオーバーテイクしたためだ。
トヨタ8号車とル・マン24時間レースを勝ったフェラーリ51号車はWECのタイトルを争う直接のライバルであり、ペナルティを受けるまでは8号車のリードが25ポイントから29ポイントに広がる計算だった。しかし最終的には、51号車が8号車のひとつ前の5位となり、23ポイント差に縮まる形となっている。
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