今季レース復帰のマルドナド「LMP2マシンのパフォーマンスに驚いた」

プロローグを終えたパストール・マルドナドは、初めて乗ったLMP2マシンのパフォーマンスに驚いたと語った。

 元F1ドライバーのパストール・マルドナドは、今月上旬にポール・リカールで行われたWEC(世界耐久選手権)の公式テスト”プロローグ”に参加。初めて乗ったLMP2マシンに驚かされたと語った。

 かつてウイリアムズやロータスからF1に参戦し、ウイリアムズ時代の2012年にはスペインGPで優勝を飾ったマルドナド。今シーズンはドラゴンスピードからLMP2クラスに参戦するが、WECのシーズン開幕前の公式テスト”プロローグ”ではクラストップのタイムをマークしていた。

 プロローグでトップタイムを出した後、マルドナドはmotorsport.comに対し、「プロトタイプのマシンに乗るのはこれが初めてだ。マシンパフォーマンスには驚いた」と話した。

「パワーもあって、とてもバランスの取れたコンビネーションだ。レーシングカーにふさわしい。僕の期待以上だったと言える」

「僕はマシンについて少し違った予想をしていた。だけど(プロローグを通して)マシンの反応も良く、速さもあった」

「ダウンフォースのレベルも良かった。マシンパッケージ全体、エンジン、タイヤ、空力の全てが機能していた」

「もちろんまだこのような時期だし、チームとしてお互いのことを知るためにも僕たちはもっと走行距離を稼ぐ必要がある。僕はここではルーキーだし、僕はもっと学ばなければならない」

 2015年限りでF1のシートを失ったマルドナドは、多数のシリーズでシートを求めていた。最近では、2017年のインディカー参戦に向けてKVレーシングと交渉を行っていた。

 なぜレース復帰の場にWECを、そしてLMP2クラスを選んだのかと尋ねると、ドラゴンスピードのプロフェッショナリズムが証明されたからだと彼は答えた。しかし、スポーツカーレースで長期的なキャリアを築くことかどうかについては言及しなかった。

「このプロジェクトは申し分ないように思ったんだ」とマルドナドは話した。

「チームには強力で、とてもプロフェッショナルなドライバーラインアップが揃っている。エンジニアらも経験豊富で、僕はすぐに彼らとも打ち解けた」

「(将来のことは)そのうちわかるだろう。僕は自分のキャリアにおいて新しいことを始めたばかりなので、現時点で将来について話をするのは難しい」」

 また彼は、しばしば激しい雰囲気に包まれていたF1と比べて、WECを楽しんでいると述べた。

「素晴らしい雰囲気だ」

「(F1に比べて)ずいぶんリラックスしている。チームのアプローチはとてもプロフェッショナルであり、それと同時にとてもクールだ」

 今シーズンのチームメイトは、アンソニー・デビッドソンとロベルト・ゴンザレスだ。ただデビッドソンは6月のル・マン24時間レース後からチームに合流することになっているため、開幕戦とル・マンではナタナエル・ベルトンがデビッドソンの代役を務める。

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この記事について
シリーズ WEC
ドライバー Pastor Maldonado
チーム ドラゴンスピード
記事タイプ 速報ニュース