青木拓磨、ヨーロピアン・ル・マン2戦目を完走。8月のル・マン24時間出場目指す
元WGPライダーで、現在は下半身不随を抱えながらも4輪でレース活動を行なっている青木拓磨。彼は8月のル・マン24時間レース参戦を目標にヨーロピアン・ル・マン・シリーズへ参戦しており、6月6日にポール・リカールで行なわれた第3戦ル・カステレで完走を果たした。
6月6日、元WGPライダーで、現在は下半身不随を抱えながらも4輪でレース活動を行なっている青木拓磨が、フランスのポール・リカールで行なわれたヨーロピアン・ル・マン・シリーズの第3戦ル・カステレ4時間耐久レースに出場。バルセロナに続く2レース目も無事に完走を果たし、25位(全41台)となった。
青木は障がい者オーナー、そして障がい者ドライバーで構成され、今年8月のル・マン24時間レース参戦を目指すソーセ・レーシングチーム41から特別クラス“Innovative car”に参戦。今回はスタートドライバーを担当した。
青木は上半身のみで操作を可能とする手動運転装置を装着したオレカ07を、同じく下半身不随であるナイジェル・ベイリー、そして健常者のピエール・サンシネナら3人と共に操り、無事にレースを完走した。
走行を終えた青木は「無事に完走できてよかった。あとはル・マンでのテスト、そして本戦を迎えるのみ、です」とコメントしている。
チームオーナーのフレデリック・ソーセは次のようにコメントしている。
「LMP2マシンにスイッチしたことでチームの体制ががらりと変わった。昨年は新型コロナの影響で事前にレースを走れなかったことで、チーム内での意思疎通ができないと判断して参戦を断念している。今年は予定通りレース2戦を戦うことができた。まだ課題はあるけれど、今日のレースは全体的には満足している」
2021年のル・マン24時間レースは新型コロナウイルスの影響を受け延期。8月21〜22日にかけて開催される予定となっている。
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