悲願のル・マン制覇を目指すトヨタ。走行距離レコードの更新も狙う

悲願のル・マン24時間レース初優勝を狙うトヨタは今季、同レースでの走行距離記録を更新することを目指している。

 悲願のル・マン24時間レース制覇を狙うトヨタは、レースの走破距離レコードを打ち破ることを目指している。

 現在のル・マン24時間レースでの走行周回数の記録は、2010年にアウディが記録した397周となっている。トヨタは今年、2台のTS050Hybridのうち1台でも問題なく走行を続けることができれば、このアウディの記録を塗り替えることができると信じているようだ。

 トヨタのレースディレクターであるロブ・ルーペンはmotorsport.comに対し、次のように語った。

「いくつかの目標を設定する必要がある。ラップタイムを改善すれば、その後、距離の記録を増やすことができるだろうか?」

「昨年でも、それは可能だと考えられていた。もし我々がスムーズに走行を続けることができれば、距離の記録は自ずとついてくる。それが、エンジニアたちが求めている目標だ」

 今シーズン、WECのLMP1クラスに参戦するワークスチームは、トヨタだけである。そういう環境下では、距離の記録を達成しなければならないというプレッシャーが良い方向に働くと、ルーペンは考えている。

「このプレッシャーは、我々にとっては必要なものだ。エンジニアたちにも、メカニックたちにとっても、プレッシャーがあるということは良いことだろう」

 そうルーペンは語った。

「一般的なプレッシャーというのは、最終的には距離やラップタイムのレコード記録を破ることではないと思う。それは、勝つということだ。そしてそれは成し遂げなければいけない」

 トヨタのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、他のLMP1クラスのチームに対して明確なアドバンテージを築いたとしても、ペースを落とすことはないだろうと語る。

「我々にアドバンテージがあったとしたら、ペースを落とすかどうか、自分たちに尋ねなければならないだろう。でも、その答えはノーだ」

 そうバセロンは語った。

「このクルマは、あるスピードで走るように設計されている。それが、マシンにとって最も安全なんだ」

「スピードを落とし始めると、タイヤは熱を失い始める。グリップを確保したり、エネルギー回生をしたり、バッテリーを満たすためには、適切なレンジにマシンを置いておかなければいけないのだ」

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この記事について
シリーズ WEC , Le Mans
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース