アルピーヌ、今季初のハイパーポール進出。ミレッシ「散々だった前戦イモラの”癒やし”になったよ」
シャルル・ミレッシは、アルピーヌがWEC第3戦スパでハイパーポール進出を果たしたことは、前戦イモラでの苦戦の”癒やし”になったと語った。
今季からWEC(世界耐久選手権)にLMDh車両であるA424を投入しているアルピーヌは、第3戦スパ6時間で初めてハイパーポール進出を果たした。
アルピーヌは2台のうち、35号車が予選で5番手につけ、ハイパーポール進出を決めた。ハイパーポールではシャルル・ミレッシのアタックで8番手に留まった35号車だが、ミック・シューマッハーが予選を担当した僚友36号車よりも4つ前のグリッドを獲得した。
なお、ポールポジションを獲得したフェラーリ50号車が重量違反で予選失格となったため、決勝は35号車が7番手、36号車は11番手からのスタートとなる。
アルピーヌは前戦イモラで、オープニングラップに発生した多重クラッシュに2台共が巻き込まれ、さらにレース後には、運転時間に関するペナルティを受けるなど踏んだり蹴ったりの結果に終わっていた。
ミレッシ曰く、スパでの予選結果はチームにとって精神的な”癒やし”になると語った。
「イモラの後は、みんな少し落ち込んでいたから、ある意味でメンタル的な癒やしになったと思う」
「ハイパーポールでは、レースに向けていいムードで走ることができた」
ミレッシは、彼が「おそらく僕たちにとって最悪のサーキット」と評していたイモラよりもパフォーマンスが向上したのは、自信を持っている中高速コーナーが多くなったという、コース特性の影響もあると考えている。
「低速コーナーが多くないので、マシンはかなり良く見える」と彼は語った。
また彼はその他に、縁石の乗り方やトラクションコントロールが上手くハマっているのではないかとも付け加えている。
#35 Alpine Endurance Team Alpine A424: Paul-Loup Chatin, Jules Gounon, Charles Milesi
Photo by: JEP / Motorsport Images
一方でアルピーヌはまだタイヤマネジメントのテクニックを学ぶことができていないと、ミレッシは認めている。
「ギャップは大きくなるかもしれない。スティント序盤の周回でタイヤをもっとマネジメントすれば、簡単に1秒くらい速くなるんだ」
「トラフィックもかなり難しい。マーブル(タイヤかす)を拾ってしまうからね。ハードタイヤと比べて、ミディアムタイヤにとってはそれが良くないんだ。より大きな影響を受けるし、パフォーマンスが戻るのに2周も3周もかかることになる」
「プッシュしようとすると、特にフロントを簡単に壊してしまう」
ハイパーポールセッションの終盤、パワーロスのためにマシンをコース上に止めることを余儀なくされたミレッシは、主な目標はまだ経験を積むこと、そしてトラブルのないレースをすることだと付け加えた。
しかしながら開幕戦カタールで燃料節約作戦を成功させ7位入賞を果たしたミレッシは、ポイント圏内復帰の可能性を楽観視している。
「いいペースといい戦略があれば、ポイントを狙えると思う。フリー走行でもかなり僅差だったから、みんなが接戦になると思う」
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