WEC最終戦バーレーン予選:小林可夢偉&コンウェイ&ロペス組の7号車トヨタがPP獲得
WEC最終戦バーレーン8時間レースの予選が行なわれ、ホセ・マリア・ロペス/小林可夢偉/マイク・コンウェイ組の7号車トヨタがポールポジションを獲得した。
写真:: Toyota Racing
WEC(世界耐久選手権)の2019-2020シーズン最終戦バーレーン8時間レースの予選が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車がポールポジションを獲得した。
7号車のアタックを担当したのは、マイク・コンウェイとホセ・マリア・ロペス。コンウェイは圧巻の1分40秒144を記録し、チームメイトのロペスのタイム(1分41秒381)を大きく上回った。対するTOYOTA GAZOO Racingの8号車は、ブレンドン・ハートレーが1分41秒252、中嶋一貴が1分41秒744。この結果、7号車の平均タイムは1分40秒747ということになり、8号車の1分41秒498に大きな差をつけた。
これによって、逆転でのタイトル獲得を目指す7号車が、ポールポジションを獲得した。8号車とは、サクセスハンディキャップで設定された0.54秒以上の差が開いた。
今回のレースにはLMP1クラスはトヨタ2台のみの参戦。勝った方が今シーズンのタイトルを獲得することになる。
LMP2クラスは、22号車のユナイテッド・オートスポーツがポールポジションを獲得した。
まずアタックを行なったポール・ディ・レスタは、1分46秒768を記録。その後走行を引き継いだフィル・ハンソンも1分47秒356を記録してポールポジションを決めたかに思われたが、トラックリミット違反でこのタイムは抹消。再度アタックに挑まざるを得なくなった。
ハンソンの2度目のアタックは1分48秒112。最初のタイムよりも0.8秒ほど遅くなったが、ライバルであるジャッキー・チェンDCレーシングの平均タイムを0.8秒近く上回り、クラスポールポジションを獲得した。
LM-GTE Proクラスは、ケビン・エステレとミハエル・クリステンセンがドライブする92号車ポルシェGTチームがポールポジションを獲得。ニッキー・ティームとマルコ・ソレンセンの95号車アストンマーチン・レーシングが2番手につけた。
LM-GTE Amクラスは、ポール・ダラ・ラナとロス・ガンの98号車ヴァンテージAMRがトップタイムを記録している。
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