ロッシを失ってもWECは大丈夫! 「損失じゃないとは言わないがシリーズは安定している」とBMW
MotoGPレジェンドのバレンティーノ・ロッシは2026年のWECには参戦していないが、シリーズはその損失を十分に埋められるとBMWは自信を見せる。
写真:: Shameem Fahath / Motorsport Network
MotoGPで通算9度王者に輝いたバレンティーノ・ロッシは、2024~2025年の2シーズンWECに参戦。2026年はWECに参戦していないが、影響は埋められるとBMWは考えている。
MotoGP引退後に四輪レースへ転向したロッシ。BMWのカスタマーチームであるWRTから2年間WECに参戦した際には、モータースポーツ界でも屈指の知名度と人気を誇る存在ということもあり、多くのファンの注目を集めた。
そして現在2児の父となったロッシは家族と過ごす時間を確保するためにレース出場数を減らすことを望んでおり、2026年シーズンはWEC参戦を諦め、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパのみの参戦とした。
これによりWECとしては、象徴的なドライバーのひとりを失うこととなった。しかしBMW Mモータースポーツの責任者であるアンドレアス・ルースは、選手権に不安はないと語る。
「(WECは)とても安定した選手権だと思う」と、ルースはMotorsport-Total.comに語る。
「もちろん、バレンティーノ・ロッシのようなドライバーは非凡な牽引役ではある。彼は世界中に巨大なファンベースを持っているんだ」
「彼はモータースポーツ、そして二輪競技におけるアイコンだ。そして四輪レースにおいてもすでにその実力を証明しており、勝利も挙げている」
「ファンエンゲージメントの観点では(ロッシのWEC不参加は)確かに損失だろう。しかし、この選手権には依然として優れたドライバーと優れたメーカーが揃っている」
「バレンティーノ・ロッシを失うことが損失ではないとは言わない。しかし、この選手権は多くのメーカーが参加する、素晴らしいだけではなく、安定したシリーズだと思う」
#46 Team WRT BMW M4 LMGT3: Ahmad Al Harthy, Valentino Rossi, Kelvin Van Der Linde
Photo by: AG Photo - Daniele Paglino
BMWにとっての主な変化は、多くのロッシ・ファンが彼を一目見ようと集まっていたガレージ周辺の混雑が減ることであり、彼らのLMGT3クラスへの関与が変わることはない。
「我々は100%コミットしている」とルースは強調した。
「我々の2人のドライバーを見れば、M4 GT3 Evoでタイトル争いに本気で取り組んでいることが分かるだろう」
「これまでに多くの勝利を挙げてきたが、まだ我々はタイトルは獲得していない。GT3で勝ち取ることのできるタイトルはひとつしかない。それが我々の目標だ」
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