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WEC富士の性能調整が発表。ホームのトヨタ含め微調整、アルピーヌがブースト受ける

WEC第7戦富士6時間レースの性能調整が発表。ハイパーカークラスは微調整が多いが、アルピーヌは6kWの出力増加が認められた。

#36 Alpine Endurance Team Alpine A424: Jules Gounon, Frederic Makowiecki, Mick Schumacher

#36 Alpine Endurance Team Alpine A424: Jules Gounon, Frederic Makowiecki, Mick Schumacher

写真:: Andreas Beil

 今週末9月26~28日に富士スピードウェイで開催される、WEC(世界耐久選手権)第7戦富士6時間耐久レースに向けて、最新の性能調整(BoP)が発表された。

 今回の調整は基本的に小幅なモノとなっており、最も大きな変更はアルピーヌA424の最大出力が6kW増加し、512kWに引き上げられた程度だ。車両の直線速度を均等化するためのパワーゲイン要素についても、マイナス4.5%からマイナス3.9%と、有利な調整が適用されている。

 ハイパーカークラスの全8車種でマシン最低重量は据え置き。アルピーヌの他に4車種の出力が調整されているが、ポルシェ963とBMW MハイブリッドV8がプラス2kW、キャデラックVシリーズ.RとトヨタGR010がマイナス1kWと微調整だ。

 BoPが現状維持に見えるのは、前戦ローン・スター・ル・マンがレースの大半でウエットコンディションとなったことが関係している。

 BoPの算出方法の詳細は、WECのルール策定機関であるFIAとACO(フランス西部自動車クラブ)によって非公開となっているが、シーズン中に複数回変更が加えられ、データの参照期間などが調整されたことは知られている。

 ハイパーカークラスのBoPは以下の通り。()内は今回の変化量だ。

  最低重量(kg) 最高出力(kW) パワーゲイン(%) スティントごとの最大エネルギー(MJ)
アルピーヌA424 1052 512(+6) -3.9(+0.6)

893(+3)

アストンマーティン・ヴァルキリー 1030 520 0.0 919(+1)
BMW MハイブリッドV8 1056 499(+2) 1.4(+0.4) 902(+3)
キャデラックVシリーズ.R 1059 510(-1) 0.2(+1.0) 903(+1)
フェラーリ499P 1069 480 5.0(+0.2) 893(+3)
プジョー9X8 1030 520 -4.8(+2.5)

895

ポルシェ963 1065 490(+2) 2.9 904(+3)
トヨタGR010 1069 483(-1) 7.7(+0.3) 905(+4)
 

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