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トヨタ、2022年のWEC戦う新型GR010 HYBRIDを公開。昨年王者マシンが一部改良

トヨタは2022年の世界耐久選手権を戦う最新型『GR010 HYBRID』を公開した。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

 TOYOTA GAZOO Racingは3月7日に、2022年のWEC(世界耐久選手権)を戦う最新の『GR010 HYBRID』を公開した。

 2021年からWECは新規則に移り変わり、最高峰クラスのル・マン・ハイパーカーでのレースが開始。トヨタはこのカテゴリーに新型マシンGR010 HYBRIDで参戦し、初代チャンピオンに輝いた。

 2022年のWECは3月18日にセブリングで開幕予定。トヨタはそれに先駆けて改良された新型を発表した。

 2022年のGR010 HYBRIDだが、昨年までと異なりフロントに12.5インチ、リヤに14インチのホイールを装着している。またエンジンカバーフィンが高く、長くなり、リヤウイングのエンドプレートも大型化されている。

 テクニカルディレクターのバスカル・バセロンは、こうした変更を空力的な変化のうち“最も目立つ“モノだと表現している。

 またエンジン面では、WECが2022年シーズンより新たに導入する、100%再生可能燃料に対応すべく調整を受けている。

 なお2022年のトヨタのドライバーラインアップは既に発表済みだ。7号車は小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの布陣で継続。一方で8号車は、中嶋一貴が引退を選んだため、彼の後任として平川亮が加入。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレーとチームを組む。

 また小林は2022年からWECチーム代表に就任し、プレイングマネージャーとして参戦。中嶋はTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)の副会長に就任している。

 WECは3月12~13日にかけ、セブリングでプロローグテストを実施。翌週18日に1000マイルレースが行なわれる。

■小林可夢偉(チーム代表 兼 GR010 HYBRID #7ドライバー)
 セブリングのような耐久レースの聖地とも言えるコースで、2022年シーズンのスタートを迎えることを、チームの全員が楽しみにしています。

 昨年我々はル・マンで勝利し世界チャンピオンを獲得しました。今年の目標もそれを再現することです。昨シーズン、我々はGR010 HYBRIDの改善点を幾つか発見し、それを解消すべく懸命に努力を重ねて来たので、今季はより信頼性の高いクルマになったと思っています。

 トヨタ、パートナー企業様、及びチームメンバーの全員によるハードワークとサポートのおかげで、2022年のWECシーズンを戦う準備は整いました。今年のハイパーカークラスは間違いなくエキサイティングなものになるでしょう。

 新たなライバルとなるプジョー、そしてグリッケンハウスとアルピーヌからの挑戦を心から歓迎します。これから始まるシーズンで、ファンの皆様の記憶に残るようなバトルをお見せできることを楽しみにしています。皆様、応援をよろしくお願いします。

■平川亮(GR010 HYBRID #8ドライバー)
 ハイパーカーでの最初のレースであり、セブリングに行くのも初めてなのでとても興奮しています。セブリングは熱狂的なファンが多い、素晴らしいコースだと聞いています。それらを経験できるのと、TGRの一員としてWECレースに参戦することが楽しみです。

 昨年末以来、私はシミュレーターやテストで多くの準備を重ねて来ました。まだまだ学ぶことは多いですが、チームのサポートや、特に他のドライバーの皆さんのおかげで、新たな挑戦への準備は整ったと感じています。

 
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