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フェラーリ、開幕戦でトヨタに敗れた”リベンジ”狙う? ニールセン「簡単ではないけど、ここでやり返したいね」

フェラーリのニクラス・ニールセンは、WECスパでのフェラーリの勝算について慎重ながらも楽観的な見方を示している。

#50 Ferrari AF Corse Ferrari 499P: Antonio Fuoco, Miguel Molina, Nicklas Nielsen

 ニクラス・ニールセンは、今週末スパで開催される世界耐久選手権(WEC)第2戦でフェラーリがトヨタに雪辱を果たすことを期待しているが、それは容易なことではないと認めた。

 先月イモラで行なわれたシーズン開幕戦では、フェラーリ51号車がポールポジションからスタートし、序盤はフェラーリが1-2体制を築いた。しかし、トヨタはフェラーリの本拠地でその実力を上回り、 8号車のセバスチャン・ブエミ、平川亮、ブレンドン・ハートレーが優勝を果たした。

 フェラーリ50号車のドライバーであるニールセンは、トヨタのファクトリーがあるケルンに近く、トヨタにとっていわば「第二のホームレース」とも言えるこのスパで、トヨタと互角の戦いを繰り広げられると期待している。

 スパはリベンジのチャンスだと感じているかと問うと、ニールセンは「そう願っている」とmotorsport.comに語った。

「もちろん、イモラではもう少し違う形で終わりたかった。でもトラックポジションがいかに重要かということが分かったし、おそらくそれを少し過小評価していたのだろう」

「それに、彼らはピットレーンのいちばん手前にいたので、こちらがピットインするタイミングを確認しやすく、少し早めにプラグを外すこともできたんだ。だから、まあ、いろいろな要素が重なっていた。でも、ここではやり返したいね」

 一方、フェラーリ51号車のアレッサンドロ・ピエール・グイディは、トヨタへの“リベンジ”という表現を使うことには慎重だった。

「復讐とは言わないね。ただのレースだから」と彼は語った。

「彼らはイモラで勝ったし、とても良い仕事をしていた。マシンも非常に速かった。とはいえ、選手権はまだ長いからね」

「僕たちは、自分たちにあるものでベストを尽くし、できるだけ多くのポイントを獲得しようとしているだけだ。まだシーズン2戦目だし、先は長い」

 フェラーリは昨年スパを制しているが、今年はトヨタ以外とも激しい競争が待っているとニールセンは見ている。

「昨年ここではBMWとアルピーヌが非常に強かったし、イモラから状況はほとんど変わっていない。理論上は、彼らは再びかなり手強いはずだ」

「昨年ここで、おそらく僕たちにとって最大のライバルだったのはアルピーヌだった……実際のところは走ってみないと分からないが、もちろん僕たちは勝つためにここへ来ている」

「間違いなく簡単な戦いにはならないし、他チームのパフォーマンスを決して過小評価してはいない。というのも、レースごとに差がどんどん縮まっているのを実感しているからだ。だから、ここでもかなり面白い戦いになると思う」

 コース特性的に、フェラーリにとってイモラよりスパの方が向いているかと尋ねると、ニールセンはこう答えた。

「イモラでは、正直あそこまで自分たちのマシンが強いとは思っていなかった。というのも、スパの方が僕たちのクルマに合ったタイプのサーキットだからだ」

「ただ、サーキットのグリップレベルにも大きく左右される。イモラは他の多くのコースと比べてもかなりグリップが高いトラックだ。そして僕たちのクルマは、スムーズで流れの良い特性を持っている。運転しやすく、走りに一体感がある。だからイモラでも非常に強さを発揮できたんだ」

「スパでは、最初の年からすでにクルマが非常に強いことが分かっていた。2024年も、そして昨年も1-2フィニッシュだったからね。だから楽観的ではあるけど、実際には走ってみるまで分からない」

 スパ戦は土曜日に決勝レースが実施されるスケジュールであるため、すでに2度のフリー走行が行なわれている。2度のフリー走行ではトヨタ7号車がFP2で10番手となったのが最上位であるのに対し、フェラーリはFP1で50号車がトップになるなど優勢。一方でニールセンの警戒通り、FP2ではアルピーヌがワンツー、BMW20号車が3番手につけている。また、アストンマーティンも009号車がFP1で2番手、FP2で4番手につけるなど、混戦模様となっている。

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