WEC

ル・マン2連覇のフェラーリ499P、来季IMSA挑戦はなし。「WECでの3台体制を継続」と責任者

フェラーリは、ル・マン・ハイパーカー499Pのプログラムを来季からIMSAまで拡大する可能性を否定した。

Gary Watkins

Gary Watkins

公開日時: 2024/07/30 7:06

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#50 Ferrari AF Corse Ferrari 499P: Antonio Fuoco, Miguel Molina, Nicklas Nielsen

#50 Ferrari AF Corse Ferrari 499P: Antonio Fuoco, Miguel Molina, Nicklas Nielsen

写真:: Alexander Trienitz

 ル・マン・ハイパーカー(LMH)車両の『499P』でル・マン24時間レースを2連覇するなど、耐久レースへの復帰以来確かな実績を残しているフェラーリ。そんな彼らは来季もWEC(世界耐久選手権)に専念するという。

 現在の規則では、LMH車両及びLMDh車両はWECだけでなく北米のIMSAスポーツカー選手権に参戦することも可能だ。今季はポルシェ、キャデラック、BMW、ランボルギーニの4メーカーがLMDh車両でWECとIMSAの両方に参戦している。

 フェラーリのスポーツカーレース責任者であるアントネッロ・コレッタはmotorsport.comに対し、同社は499Pの3シーズン目である2025年に向けて、新たなカテゴリーに進出することよりも既存のプログラムをさらに強固なものにしたいと考えているという。

「来年IMSAには参戦せず、WECにのみ参戦する予定だ。我々は今、3台体制のWECに集中している」

 そう語るコレッタ。これはつまり、フェラーリはAFコルセが運営するファクトリー体制の2台に、同じくAFコルセが運営するカスタマー/サテライト枠の1台を加えた3台体制を継続するということのようだ。

 なおワークス扱いではない3台目はマニュファクチャラーズ選手権の対象外になるが、FIAによって独自の賞典が用意されている。今季はハーツ・チーム・JOTAのポルシェ12号車、38号車、プロトン・コンペティションのポルシェ99号車、AFコルセのフェラーリ83号車が対象となっている。

 ファクトリーチームの赤とは異なる黄色のカラーリングで参戦しているフェラーリ83号車。今季はロバート・クビサ、ロバート・シュバルツマン、イェ・イーフェイがドライブしているが、コレッタ曰くこの取り組みは「サプライズがない限り」続くという。

 ただしコレッタは、アメリカがフェラーリにおける市販車販売の重要な市場であることから、いつか499Pをアメリカで走らせたいという願望があることを明かした。

 IMSAでは、GT3車両がエントリーするGTDクラスでフェラーリ296 GT3が走っている。フェラーリを採用しているチームの中でも、アメリカ・スポーツカーレースの雄であるジュゼッペ・リシ率いるリシ・コンペティツィオーネは、四半世紀以上の付き合いがあるフェラーリでプロトタイプクラスに参戦したいと公言している。

「今のところアメリカに行くという計画はないが、将来的には不可能ではない」とコレッタは言う。

「我々にはそれぞれの活動を発展させるための時間が必要だ」

 フェラーリが北米スポーツカーレースの最高峰クラスに参戦した最後の例は、20年以上前まで遡る。当時フェラーリはIMSAのワールド・スポーツカー規則に基づいたマシン『333SP』を製造して参戦していた。このマシンは1994年から2003年まで参戦し、デイトナ24時間で1勝、セブリング12時間で3勝をあげた。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 WECの水素車両、初年度の2028年はスポット参加に? スパ、ル・マン、そしてトヨタのお膝元富士で走る可能性も

次の記事 ポルシェのカスタマーは増える? プロトン、WECとIMSA両方で2台目のマシン投入を目指す

More from

Gary Watkins



フェラーリ、難しいコンディション制し地元でポール。タイトル争うトヨタ勢は後方に沈む|WECモンツァ

WEC

WEC

Monza

18 時間前

フェラーリ、難しいコンディション制し地元でポール。タイトル争うトヨタ勢は後方に沈む|WECモンツァ



ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選

WEC

WEC

Barcelona

21 日前

ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選



マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

F1

F1 2 ヵ月前

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

More from

フェラーリ



ハミルトンとルクレールが和解。フェラーリ”内紛”回避「俺たちはしっかり話し合って解決した」

F1

F1

サンパウロGP

19 時間前

ハミルトンとルクレールが和解。フェラーリ”内紛”回避「俺たちはしっかり話し合って解決した」



今回のフェラーリはストレートでもコーナーでも遅い……ルクレール「今季最悪のレベルだった」

F1

F1

サンパウロGP

1 日前

今回のフェラーリはストレートでもコーナーでも遅い……ルクレール「今季最悪のレベルだった」



ハミルトン最大のライバル、ロズベルグが振り返るメルセデス時代の交戦規定「フェラーリはうまくコントロールできていない」 やっぱりニキ・ラウダはすごかった

F1

F1

メキシコシティGP

1 日前

ハミルトン最大のライバル、ロズベルグが振り返るメルセデス時代の交戦規定「フェラーリはうまくコントロールできていない」 やっぱりニキ・ラウダはすごかった

最新ニュース



天候激変サンパウロでアロンソが12位。ホンダ折原エンジニア「コンディションに合わせてPUを調整できた」

F1

F1 F1

サンパウロGP

4 分前

天候激変サンパウロでアロンソが12位。ホンダ折原エンジニア「コンディションに合わせてPUを調整できた」



アロンソ12位、マシンは想像以上で驚き「フェラーリやメルセデスと互角な時もあった……まだストレートが遅いから、コーナーは驚異的だ」

F1

F1 F1

サンパウロGP

1 時間前

アロンソ12位、マシンは想像以上で驚き「フェラーリやメルセデスと互角な時もあった……まだストレートが遅いから、コーナーは驚異的だ」



サンパウロの空は気まぐれ……しかし動じずノリスが今季3勝目でシャンパンボトル粉砕! メルセデス製造者王者に輝く。アロンソ奮闘|F1サンパウロGP決勝

F1

F1 F1

サンパウロGP

2 時間前

サンパウロの空は気まぐれ……しかし動じずノリスが今季3勝目でシャンパンボトル粉砕! メルセデス製造者王者に輝く。アロンソ奮闘|F1サンパウロGP決勝



F1サンパウロGP決勝速報|雨→ドライ→雨の大乱戦をノリスが制す。メルセデスがコンストラクターズ王者獲得。アロンソ奮闘も12位

F1

F1 F1

サンパウロGP

3 時間前

F1サンパウロGP決勝速報|雨→ドライ→雨の大乱戦をノリスが制す。メルセデスがコンストラクターズ王者獲得。アロンソ奮闘も12位

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録