速報ニュース

WEC

フェラーリ、LMH参入の可能性を否定せず。”トータル・フェラーリ”なら実現する?

フェラーリはLMH規定のマシンを開発し、FIA世界耐久選手権のトップクラスに参戦する可能性を閉ざしてはいないようだ。

Gary Watkins

Gary Watkins

公開日時: 2020/08/22 0:08

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Ferrari logo

 フェラーリは、FIA世界耐久選手権(WEC)に新たな規定が導入されることをきっかけに、スポーツカーレースのトップクラス復帰を考えるメーカーのひとつだ。

 WECのトップクラスでは来シーズンから、これまでのLMP1車両ではなく、LMHとLMDh規定のマシンが走ることになる。

 フェラーリのスポーツカーレースを率いるアントネッロ・コレッタは、1973年以来となるトップカテゴリーへの復帰について、あらゆるルートが検討されているとmotorsport.comに話した。

「全てのドアはまだ開いている」

「トップクラスへの関心はまだあり、LMDhやLMHのあらゆる機会を探っている」

 LMHとLMDhのどちらの規定も選択肢に入っているのかと訊くと、コレッタはそれを肯定した。

 しかしながら、フェラーリがLMP2クラス車両をベースにしたLMDh規定のマシンを開発する可能性は低そうだ。

 LMDhの車両はWECのみならず、北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にも参戦することができるため、フェラーリもそれに関心を示していた。しかしフェラーリは、LMP2車両のモノコックを使うのではなく、自分たちでシャシーを製造する”トータル・フェラーリ”のマシンで戦うことを希望しているのだ。

Read Also:

 5月にLMDhのレギュレーション草案がFIAやWEC、ACO(フランス西部自動車クラブ)、IMSAによって発表された際、LMDhの車両はフェラーリの要求を満たすものではないことが分かった。

 コレッタは、フェラーリが独自にシャシーを製造する必要性があることを改めて強調。市販車との関連性が重要だと語った。

「最も重要な問題は、我々が市販車とそれをリンクできるかどうかだ」

「我々自身がシャシーを作れるということが必須であり、将来的に新たなスーパーカーを手に入れることができるかどうかを検討していく」

 コレッタは、新型コロナウイルスの影響でこの件に関する意思決定プロセスが保留されていたと明かした。

「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、他の優先事項があったため、全てを停止した」

 そうコレッタは説明した。

「しかし私は、(9月に開催される)ル・マン24時間レース後に議論を再開したいと思っている」

 一方で彼はスポーツカーレースのトップクラスに戻る上で、特定のタイムスケールを設けずに議論を進めると話した。

 フェラーリは、2018年の12月に草案が公開されたLMH規定の議論に初期段階から加わっていたメーカーのひとつだ。

 同じく初期段階から議論に加わっていたアストンマーチンは、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと共同開発したヴァルキリーを使用し、初年度からLMHクラスに参戦する予定だったが、今年2月にこのプロジェクトを中止している。

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 WEC、スパでシーズン再開もドライバーひとりに新型コロナウイルス感染の疑い

次の記事 アルピーヌ、来季からのLMP1挑戦を発表。F1に続き耐久界の頂点にもステップアップ

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Gary Watkins



ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選

WEC

WEC

Barcelona

7 日前

ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選



マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

F1

F1 2 ヵ月前

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?



未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

4 ヵ月前

未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」

More from

フェラーリ



フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題

F1

F1

アメリカGP

4 分前

フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題



F1メカ解説|フェラーリが投入したアップデート、その効果は0.1秒未満? 本拠地から遠い遠いアメリカに持ち込んだ理由

F1

F1

アメリカGP

1 日前

F1メカ解説|フェラーリが投入したアップデート、その効果は0.1秒未満? 本拠地から遠い遠いアメリカに持ち込んだ理由



フェラーリ、アメリカGPで今季最後のアップデート投入。バスール代表「再びあらゆる面で安定したパフォーマンス発揮が目標」

F1

F1

アメリカGP

2 日前

フェラーリ、アメリカGPで今季最後のアップデート投入。バスール代表「再びあらゆる面で安定したパフォーマンス発揮が目標」

最新ニュース



フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題

F1

F1 F1

アメリカGP

4 分前

フリー走行最速だったフェラーリ、予選で”不発”だったのはなぜなのか。ルクレールとハミルトンが主張するふたつの問題



「チャンスを逃したが、安全が最優先」ドゥカティ幹部とマルケス、オーストラリア中止決定に理解

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

1 時間前

「チャンスを逃したが、安全が最優先」ドゥカティ幹部とマルケス、オーストラリア中止決定に理解



MotoGPオーストラリアGP決勝、最高峰クラスも悪天候で中止に。マルク・マルケス、大量リード拡大のチャンス失う

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

MotoGPオーストラリアGP決勝、最高峰クラスも悪天候で中止に。マルク・マルケス、大量リード拡大のチャンス失う



ボッタスのキャデラック離脱はもはや既定路線? ブコウスキー代表「シートが決まっていない全員から連絡をもらっている」 しかし最優先は”アメリカ人”

F1

F1 F1

アメリカGP

4 時間前

ボッタスのキャデラック離脱はもはや既定路線? ブコウスキー代表「シートが決まっていない全員から連絡をもらっている」 しかし最優先は”アメリカ人”

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録