フェラーリ、2023年投入予定のハイパーカーの予告イメージ公開。デザインは「”跳ね馬”の血統を際立たせたスタイル」

フェラーリは、2023年の世界耐久選手権から投入予定のル・マン・ハイパーカーの予告イメージを公開した。

フェラーリ、2023年投入予定のハイパーカーの予告イメージ公開。デザインは「”跳ね馬”の血統を際立たせたスタイル」
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 フェラーリは、ル・マン24時間の決勝レースでフェラーリのプロトタイプマシンが最後にチェッカーを受けた1973年6月10日の16時01分から丁度49年後の2022年6月10日(金)、来季の世界耐久選手権(WEC)で登場する自社製ル・マン・ハイパーカー(LMH)のレンダリング画像を公開した。

 フェラーリは2021年2月にハイパーカークラスへファクトリー体制で参戦することを発表していたが、これまではマシン外観に関する情報は公開されていなかった。

 今回のレンダリング画像の公開に際しフェラーリは、来季登場するLMHは「”跳ね馬”の血統を際立たせたスタイルを色濃く反映させたデザイン」になると説明。「今後数週間の内に開発テストを開始する」とした。

 フェラーリの発表は以下の通りだ。

「1973年6月10日の16時、フェラーリが最上位クラスで参戦した最後のル・マン24時間レースで、チェッカーフラッグが振られた」

「その日から49年、フェラーリは2023年からFIA世界耐久選手権に参戦するル・マン・ハイパーカーの最初のイメージを公開する」

「今後数週間のうちに最初の開発テストを迎えるこのマシンは、”跳ね馬”の血統を際立たせたスタイルを色濃く反映させたデザインとなっている」

「100周年となる2023年のル・マン24時間レースまであと1年余り、(フェラーリの)最後の参戦から50年。歴史との約束へカウントダウンが今始まった」

 フェラーリ『312PB』を駆ったホセ・カルロス・パーチェとアルトゥール・メルツァリオが1973年のル・マンで一歩届かなかった総合優勝を、50年後のル・マンで再び狙う。

Tim Schenken, Carlos Reutemann, Ferrari SEFAC, Ferrari 312PB

Tim Schenken, Carlos Reutemann, Ferrari SEFAC, Ferrari 312PB

Photo by: Rainer W. Schlegelmilch / Motorsport Images

 LMHの最初のテストには、ジェームス・カラドやアレッサンドロ・ピエール・グイディ、アントニオ・フオコなど、フェラーリとファクトリー契約を結ぶGTドライバーの中から数人が選出されて実施される予定となっている。

 また、LMHを駆るドライバーとしては、昨年までアルファロメオでF1を走ったアントニオ・ジョビナッツィの名前も挙げられている。

 搭載するエンジンの仕様などの詳細は未公開だが、 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のLMH車両であるGR010 HYBRIDと同様に、四輪駆動のハイブリッドマシンとなることは分かっている。

 なお、LMHのマシン開発はAFコルセが行なう。彼らは、2000年代からGT2及びGTE Proクラスに参戦するフェラーリのファクトリーチームを運営し、2012年にWECが復活して以降もProクラスでフェラーリのGTマシンを走らせており、ハイパーカークラスでもフェラーリとのコラボレーションを継続する。

 
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