グロージャン、プジョーのLMHプログラムに興味津々!「魅力的な選択肢を検討している」
ロマン・グロージャンは、2022年にWECとル・マン24時間レースに復帰するプジョーのハイパーカープログラムに興味を持っているようだ。
ロマン・グロージャンは、ハースF1チームがF1に参入した2016年からチームに所属しているが、現行の契約は今季限りで満了となる。チームは2021年に向けて、複数人の候補の中から、ドライバーを選定している状態だ。
残るF1シートがわずかということもあって、グロージャンはF1以外の選択肢にも目を向けており、以前にはWEC(世界耐久選手権)やフォーミュラEを可能性のある選択肢として挙げていた。
一方、プジョーは新しいプロトタイプ車両を開発し、2022年にスポーツカーレースのトップカテゴリーであるWECのLMHクラスに参戦する予定となっている。
プジョーのプロジェクトに興味があるかと訊くと、グロージャンはプジョーがル・マンに戻ってくるという見通しに興奮していると話した。
「世界で最も偉大なレースのひとつにフランスのコンストラクターが参加するのだから、良いプロジェクトだと思うよ」とグロージャンはmotorsport.comに語った。
「ハイパーカーによって、できるだけ多くのコンストラクターが戻ってきて、耐久選手権がまた新たな黄金時代を迎えることを願っている」
「トヨタは素晴らしい仕事をしているが、現実を見よう。今みたいに、チームメイト同士でル・マン24時間を争っているのを見るのは、あまりエキサイティングなことではない」
「プジョーもトヨタもいるし、他のコンストラクターが来ることを願っている。残りの5分まで何が起きるか分からない、スリリングなレースが復活するだろう」
グロージャンは、プジョーがドライバーラインアップを決める前に”多くのこと”を解決しなければならないとしつつも、今後の計画について話し合うことに意欲を示した。
「今後に向けて、僕はこのプロジェクトに非常にとても興味を持っているから、いつか連絡を取り合うことになるだろう」
グロージャンは2010年にルノーのF1シートを失ったこともあって、マテック・コンペティションのフォードGT1を駆り、FIA GT1世界選手権に参戦。ル・マン24時間レースにも参戦(結果はリタイア)した経験を持つ。
自身の将来について改めて訊かれると、グロージャンはF1以外の選択肢も含めて、魅力的な方向性を探っていると答えた。
「計算はとても簡単だと思う。あまり多くのF1シートは残っていないんだ」
「そういった面で言えば、憶測は少し減っている。F1以外の選択肢も視野に入れて、何が本当に魅力的なのかを考えている」
「みんなもすぐに分かると思う。幸いなことに、今後はその質問に答える必要はないだろう」
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