WEC ル・マン24時間レース
トヨタ8号車のハートレー、3度目のル・マン制覇は「1勝目と同じくらい特別だった」
トヨタのブレンドン・ハートレーは、ル・マン24時間レースでの自身3勝目について、2017年にポルシェで記録した初勝利と同じくらい特別なモノだと語った。

Gary Watkins
編集: 2022/06/15 11:35
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2022年のル・マン24時間レースは、トヨタがワンツーフィニッシュ。8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組)が総合優勝した。
トヨタの2台は今季のル・マン24時間レースの全周回をリード。レースの3分の2にわたって互角の戦いを見せ、20回も首位を入れ替えた。
しかし首位を走っていた7号車が、コース上で停止しシステムを再起動。ホセ・マリア・ロペスのドライブでピットに戻った後、再起動を2度繰り返したため8号車が決定的なリードを得る事になったのだ。
ハートレーは、ポルシェに所属していた2017年にル・マン24時間レースを初制覇。トロロッソからF1を25戦走った後、耐久レースに復帰。トヨタのドライバーとして、2020年にもル・マン24時間レースを制している。
ハートレーにとっては今回がル・マン3勝目となるわけだが、「今回は1勝目と同じくらい良い気分だ」と彼は語った。
「(フィニッシュ)ラインを越えた時は本当に感無量だった。一気に感情が押し寄せたよ」
「僕たちはお互いにプッシュしあっていた。全力を尽くして、(僚友の7号車と)互角の戦いができたんだ。素晴らしいレースだった」
8号車のフィニッシュドライバーを担当したハートレーは、フィニッシュラインを通過した際、マシンの中で涙が流れたと明かした。
「妻と生後6ヵ月の娘が来ていて、エンジニアが無線で、彼女たちが『ちょうど今見ていたよ』と言ってきた。僕はさらに涙が出てきたよ」
ハートレーは、マイナートラブルで8号車に後れを取った7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスにも賛辞を贈った。
「小さな技術的トラブルが起きた、彼らのことを思う。それまでは素晴らしいレースをしていた。僕たち(2台のドライバー)は良い関係を築いているし、大きなリスペクトを持っている」
ハートレーは、中嶋一貴に代わって加わった平川についても好評価。ル・マンを何度も制する存在になることを示唆した。
「彼にとっても良かったよ。僕たちはすでに彼のことが大好きだ。彼はチームの一員であり、素晴らしいユーモアのセンスを持っている」
「彼はとてもよく働くし、ちゃんとしたドライバーだから、きっとこれが最初の一歩になると思うよ」
Read Also:
- ル・マン24時間”初優勝”の平川亮、100%出し切れた「できるだけ多くル・マンを勝つこと、それが僕の次の夢」
- グリッケンハウス、エンジンのミスファイアで全力発揮できずも「709号車が表彰台でハッピー」
- 「クルマづくりが至らず、2台の競り合いを終わらせてしまった」トヨタ豊田社長、ル・マン5連覇を喜びつつも悔い
- 平川亮、ル・マン初制覇も「まだ夢が叶ったという実感がない」チームメイトも走り称える
- トヨタ、ル・マン24時間レース5連覇達成! 平川亮の8号車が総合優勝、7号車も2位に入り、1-2で完全制圧
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 平川亮、ル・マン初制覇も「まだ夢が叶ったという実感がない」チームメイトも走り称える
次の記事 【ギャラリー】ポルシェ、2023年デビューのLMDhマシン『963』を発表。デザインはかつての名車をトリビュート
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Gary Watkins

ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選
WEC
WEC
Barcelona
9 日前
ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?
F1
F1 2 ヵ月前
マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」
WEC
WEC
24 Hours of Le Mans
4 ヵ月前
未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」

More from
ブレンドン ハートレー

強いトヨタが戻ってきた。WEC参戦100戦目で50勝目……驚異の勝率5割! 小林可夢偉「目標を達成できるよう全力で挑む」
WEC
WEC
Imola
6 ヵ月前
強いトヨタが戻ってきた。WEC参戦100戦目で50勝目……驚異の勝率5割! 小林可夢偉「目標を達成できるよう全力で挑む」

今年のル・マンも激しい戦いになる……6度目の制覇目指すトヨタ、BoP緩和によって“最速”フェラーリへの一撃を期待
WEC
WEC
24 Hours of Le Mans
2025/06/08
今年のル・マンも激しい戦いになる……6度目の制覇目指すトヨタ、BoP緩和によって“最速”フェラーリへの一撃を期待

レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
F1
F1 2025/02/16
レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
More from
Toyota Gazoo Racing WEC

WEC富士大逆転勝利のトヨタ。アンカー平川亮、アルピーヌの猛攻凌ぐ「普通に走れば、抜かれないと思っていました」
WEC
WEC
Fuji
29 日前
WEC富士大逆転勝利のトヨタ。アンカー平川亮、アルピーヌの猛攻凌ぐ「普通に走れば、抜かれないと思っていました」

予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」
WEC
WEC
Fuji
1 ヵ月前
予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」

トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」
WEC
WEC
Fuji
1 ヵ月前
トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」
最新ニュース

フェラーリ、ダブル表彰台逃したふたつの痛恨の瞬間。バスール代表「ペースは確かにあった」と手応え
F1
F1 F1
アメリカGP
5 分前
フェラーリ、ダブル表彰台逃したふたつの痛恨の瞬間。バスール代表「ペースは確かにあった」と手応え

標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
42 分前
標高2200mのメキシコ……空気が薄い環境でパフォーマンスを発揮できるかが鍵。ホンダF1折原エンジニア「MGU-Hがない今年、ターボがより重要」

2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ 1 時間前
2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ

F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー
F1
F1 F1
日本GP
1 時間前
F1日本GP、2026年観戦券は即完売&観戦客は若返り。しかし必要な変化「さらに魅力ある“イベント”に」|鈴鹿サーキット社長独占インタビュー
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録