速報ニュース

WEC

IMSAとWECがプロトタイプカーの新カテゴリー、LMDh導入を発表

ACO会長のピエール・フィヨンとIMSA会長のジム・フランスが、FIA世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の両シリーズに、共通する新たなプロトタイプカテゴリー”LMDh”を導入することを発表した。

David Malsher

David Malsher

編集: 2020/02/19 2:08

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Pierre Fillon, ACO President, Jim France, IMSA Chairman, Gerard Neveu, FIA WEC CEO, John Doonan, IMSA President, and Ed Bennett, IMSA CEO

 FIA世界耐久選手権(WEC)には2021年9月から、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権には2022年1月から、新たなプロトタイプマシンのカテゴリー”LMDh”が導入されることが発表された。これにより、IMSAに参戦するマシンがル・マン24時間レースに参戦すること、そしてWECに参戦するマシンがデイトナ24時間レースに参戦することが可能になる。

 ACO(フランス西部自動車協会/WEC主催者)とIMSAは、今回の決定について、次のように声明を発表している。

「マニュファクチャラーはトップカテゴリーに参戦し、この新しいLMDhのマシンで、ふたつの世界有数の選手権に参加することができる」

「これはACOがル・マン・ハイパーカークラスに、そしてIMSAがDPi2.0に向けて準備しているモノに触発された形だ」

 なおこのLMDhマシンは、以下のような基準になるという。

・ACOとIMSA共通の新シャシーに基づき、ル・マン・ハイパーカーとLMP2シャシーの要素を使用。現在の4つのLMP2シャシーメーカーであるダラーラ、リジェ、マルチマチック、オレカによって生み出される。
・このシャシーは新世代のLMP2クラスでも使われる。
・リヤアクスルで力行と回生を行う、ハイブリッドKERS(運動エネルギー回生システム)を使う。
・シルエットデザインは変更可能。エンジンメーカーのブランドもしくはスタイルによって開発することができる。

 なおLMDhマシンの技術面の詳細は、3月に行なわれるスーパーセブリングの際に、ACOとIMSAの技術部門から発表されるという。

 ACOのピエール・フィヨン会長は、今回の発表に際して次のように語った。

「今日のこの発表は、耐久レースの将来にとって重要な出発点であり、ACOとIMSAの両方によって支えられている。このプラットフォームは、耐久レースの素晴らしいサクセスストーリーに向け、両組織により達成された結束を示している」

「マニュファクチャラーはまもなく、FIA WECとIMSAのふたつのチャンピオンシップのトップカテゴリーを戦うことができるようになる。これは例外的なものであるため、このスポーツとマーケティングの長期的なビジョンにどれほどのチャンスが開かれているか、それを十分に説明することはできない」

 IMSA会長のジム・フランスも、次のようにコメントした。

「私の父であるビル・フランス・シニアが、1962年にこのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで最初にデイトナ・コンチネンタル・スポーツカー・レースを行なった時、彼は世界中のスポーツカーのドライバー、チーム、メーカーをここに集めたかったのだ。ACO、IMSA、およびメーカーの連携によって可能となった本日の発表により、父の目標が次のレベルに引き上げられることになった」

 WECのCEOを務めるジェラール・ヌブーもコメントを寄せている。

「大西洋を挟み、同じマシンで最高レベルの戦いを行なうために、多くの参加者に門戸が開かれた。そういう意味で耐久レースが、今日の勝者であると言える」

「ACOとIMSAのビジョンとコラボレーションの精神は祝福されるべきだろう。ル・マン・ハイパーカーと新たなLMDhは、ル・マンやデイトナで共にレースを戦うことができる。世界中の耐久レースファンにとって、非常にエキサイティングなことになるだろう」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 WECトヨタ、レベリオンは”深刻な脅威”と警戒。タイトル争いはル・マンで決着?

次の記事 バイコレスがWECに復帰へ! スパとル・マンはLMP1が計7台参戦に?

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

David Malsher



パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP

IndyCar

IndyCar

Grand Prix of Indianapolis

2023/05/14

パロウが見事な今季初勝利。初ポールのルンガーはタイヤに苦しむ|インディカー第5戦インディGP



マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ

IndyCar

IndyCar

Birmingham

2023/05/01

マクログリンが3ストップ戦略で今季初優勝。グロージャンは初勝利ならず|インディカー第4戦アラバマ



第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手

IndyCar

IndyCar

Indy 500 open test

2023/04/21

第107回インディ500へ向けた走行始まる。強風のオープンテスト初日はニューガーデン最速。佐藤琢磨は5番手

最新ニュース



あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

8 時間前

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」



トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

WEC

WEC WEC

Fuji

12 時間前

トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

12 時間前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」



予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」

WEC

WEC WEC

Fuji

12 時間前

予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」

Widget prime_content_fullwidth doesn't have content

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録