WEC

ランボルギーニ、WEC参戦“休止”を発表。ハイパーカー、LMGT3共に撤退……IMSAとテメラリオGT3開発に専念か

ランボルギーニは、WECのハイパーカークラス及びLMGT3クラスから撤退することになった。

Gary Watkins

Gary Watkins

公開日時: 2024/11/23 2:34

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#63 Lamborghini Iron Lynx Lamborghini SC63: Mirko Bortolotti, Edoardo Mortara, Daniil Kvyat

 ランボルギーニは、WEC(世界耐久選手権)から撤退。ハイパーカークラス、そしてLMGT3クラスの両方で参戦を一時終了することになった。

 WECは先日、2025年シーズンのエントリーリストを発表したが、そこからはランボルギーニSC63 LMDh、ウラカンGT3 Evo2の名前が消えていた。そしてその後ランボルギーニは、WEC両クラスでのプログラムを“休止”すると発表した。

 来季のWECハイパーカークラスは、各メーカー2台のマシンを走らせることが義務化されたが、これによりこれまで1台のLMDhで戦ってきたランボルギーニの参戦継続が難しくなったと言われてきた。実際に彼らの声明でもそれが理由であったと言及されており、新レギュレーションは「ランボルギーニがこの選手権に参戦する上での戦略とは合致しない」という。

 声明では「ランボルギーニは選択肢を模索した結果、2025年のWECに参戦しないことを決めた一方、アメリカのIMSAスポーツカー選手権に参戦継続すべく、SC63の開発に専念していくこととなった」と述べた。ただ、今年IMSAでタッグを組んだアイアン・リンクスは来季からメルセデスAMG GT3にスイッチしてWECに参戦することになったが、このことに関する言及はなく、来季のIMSAにどのような形で参戦するかについては説明されなかった。

 また「世界最高の舞台で戦うことはランボルギーニ・スクアドラ・コルセにとって名誉なことであり、今後の野望でもある」としており、WEC復帰への意欲も示唆した。

 さらにランボルギーニは、WECに参戦しないことで、新型テメラリオのGT3レースバージョンの開発に力を注ぐことができると付け加えた。

 来季のWECハイパーカークラスにエントリーしているマシンは18台。2024年開幕時のエントリーと比較すると、1台減った形だ。

 その内訳を見ていくと、1台体制のイソッタ・フラスキーニとランボルギーニが姿を消し、これまでポルシェのカスタマーとして参戦していたJOTAがキャデラックと組んで同社のファクトリーチームになったため、2024年のキャデラックファクトリー分のエントリーが減り、合計で3台減。そこにアストンマーティンが新規に2台加わるため、最終的には1台の減少となった。

 なおWEC側はハイパーカーとLMGT3あわせて40台のフルグリッドを目指しているが、LMGT3も昨年と変わらず18台のエントリーとなっている。ランボルギーニ・ウラカンの2台は姿を消したが、前述の通り運営のアイアン・リンクスがメルセデスAMGにスイッチして参戦するため、台数は減少しない。

 その他のLMGT3勢を見ると、日本のDステーション・レーシングは参戦継続せず、新たにレーシング・スピリット・オブ・ル・マンがエントリーを引き継いでいる。日本勢では佐藤万璃音がユナイテッド・オートスポーツから継続参戦。エントリーリストは名前が空欄となっているチームが多く、注目のバレンティーノ・ロッシがBMWから参戦継続するかどうかも、明らかになっていない。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 10分落ち込んで、切り替える。トヨタWEC率いる小林可夢偉流のメンタルコントロール術を紐解く。そこにはチーム代表としての覚悟と責任

次の記事 ミック・シューマッハー、F1リザーブ役を終えて来季はアルピーヌからのWEC参戦に専念。マコヴィッキィがチームメイトに

More from

Gary Watkins



マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

F1

F1 1 ヵ月前

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?



未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

3 ヵ月前

未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」



WECの次期ハイパーカークラスの規則骨子が発表。1規格に統一も、シャシー&ハイブリッドの独自開発が認められる方向に。水素車両の参入も?

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

3 ヵ月前

WECの次期ハイパーカークラスの規則骨子が発表。1規格に統一も、シャシー&ハイブリッドの独自開発が認められる方向に。水素車両の参入も?

最新ニュース



日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

5 分前

日本GPに向けてボルテージアップ! MotoGP Fan Fest Tokyo大盛り上がり。小椋「頑張って走ります!」



オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

F1

F1 F1

バーレーンGP

38 分前

オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」



ハースF1、今季限りでエステバン・オコンとの契約終了を発表。後任は誰に?

F1

F1 F1

バーレーンGP

58 分前

ハースF1、今季限りでエステバン・オコンとの契約終了を発表。後任は誰に?



同じPUなのになぜ? メルセデスとマクラーレンのストレートスピードが段違いだった理由

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

同じPUなのになぜ? メルセデスとマクラーレンのストレートスピードが段違いだった理由

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録