【PR】”100年目”のル・マン24時間直前! デンソー×トヨタのスペシャルオンライン配信が5月25日に決定。コンウェイ&ロペスも登場

ル・マン24時間レースの100周年記念大会を前に、デンソーが特別なオンラインイベントを5月25日に実施することが決まった。このイベントには、マイク・コンウェイとホセ・マリア・ロペスのふたりが参加する。

 伝統のル・マン24時間レースが、今年もまもなく開催される。今季の同レースは、初開催以来100周年という記念すべき大会となる。

 その記念すべきレースの直前である5月25日に、TOYOTA GAZOO Racingを技術的にサポートするデンソーは、世界中の若いモータースポーツファンを対象としたオンラインファンミーティング「Pushing the limits (モータースポーツを通じた限界への挑戦といった意味)」をYouTube上で開催する。

 今シーズンから、ル・マン24時間レースを含むWEC(FIA世界耐久選手権)のハイパーカークラスには、従来のLMH(Le Mans Hypercar)規格のマシンに加えてLMDh(Le Mans Daytona h)規格のマシンが参戦を開始し、多くのメーカー系チームが揃う群雄割拠の時代に突入……世界的に多くの注目を集めている。

 その中でTOYOTA GAZOO Racingは、2021年から使用しているLMHマシンのGR010 HYBRIDを継続投入。ここまでに行なわれたWECの3レース全てで優勝。盤石の強さを誇っている。

 LMH規格のマシンは、エンジンにエネルギー回生システムを組み合わせたハイブリッド車が中心。GR010 HYBRIDは、約270馬力に達するハイパワーモーターを有する。

 デンソーはそのGR010 HYBRIDの各所に技術サポートを注入。ハイブリッドシステムで使われるモーター/ジェネレータには、同社の技術がふんだんに活かされている。またエンジンでも、デンソー製のインジェクターとプラグが使われている。しかもデンソーは、パーツを供給するだけでなく、チームに帯同し、サーキットでも様々なサポートを行なっているという。

 5月25日のこのイベントでは、デンソーがWECマシンに注入している技術、現場で行なっているサポートなどが解説される。またレーシングカーと市販車の違いも説明されるという。

 WECをはじめとするモータースポーツでは、過酷な状況で速く、そして正確に走ることが求められる。そんな状況でも壊れることのない、高い信頼性も必要とされる。24時間という長時間を走り切らねばならないル・マン24時間レースは、その中でも特に極限状態に追い込まれることになる。自動車メーカー、そしてパーツメーカーにとっては、これ以上ない鍛錬の場である。デンソーはその環境で、自社の技術を試し、市販車用へとフィードバックしているのだ。

 今回のイベントには、TOYOTA GAZOO Racingの7号車を駆るホセ・マリア・ロペスとマイク・コンウェイも登場。2021年以来のル・マン制覇への意気込みを語ると共に、ハイブリッドシステムを備えるWECマシンは、F1を含めた他のシリーズのマシンとどのように異なるのか……ドライバーしか知り得ないフィーリングを話す予定になっている。

 また、デンソーとTOYOTA GAZOO Racingからも技術開発者が参加し、レースの緊張感やモータースポーツの技術開発について語る予定になっている。

 この配信は全編英語で行なわれるが、ドライバーの話はもちろん、ここで語られる全てが貴重なモノとなるだろう。もちろん生配信である。

 配信は5月25日(木)日本時間21:30から90分間の予定。下記リンクからアクセスしてご覧いただきたい。

イベントスペシャルWEBサイト:DENSO x TOYOTA GAZOO Racing - DENSOx (denso-x.com)

配信イベントURL:https://youtu.be/YJVxl86aeEk

デンソーWEBサイト : https://www.denso.com/jp/ja/

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