LMP1参戦撤退に「ポルシェGT以外の選択肢も検討」とハートレー

2号車ポルシェのハートレーはポルシェLMP1チームの撤退を惜しむ一方、来季の活動について検討をしていることを明かした。

 ポルシェWECチームのドライバー、ブレンドン・ハートレーは現在マニュファクチャラー、ドライバー両選手権でトップを走る。先週行われた第6戦COTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)では4連勝を達成した。彼がチームメイトのティモ・ベルンハルト/アール・バンバーと組むのはポルシェ919ハイブリッド2号車。今年、彼は念願のル・マン24時間を制し、ドライバーとしてもそろそろ油の載りきる頃だ。しかし、彼の所属するポルシェが今年いっぱいでWECのLMP1クラスから撤退を発表、来年以降の活動に関して厳しい状況に置かれている。

「いまは残りのWECレースで全力を尽くしてタイトルを取ることを第一目標にしています。ル・マンで勝てた同じ年にWECのタイトルが獲れたら嬉しい」

 しかし、ポルシェのWEC撤退に質問が及ぶと、表情はやや硬くなった。

「ショックですね。ポルシェのLMP1カーは技術的にも素晴らしいクルマで、ハイテクなこのクルマをドライブできたことは僕にとってナニモノにも代えがたいです。しかし、感慨に耽っている場合ではないので、今年の残りのWECに全力を尽くしながらも、来年以降の仕事も見つけなければならない。理想的にはポルシェに残ってGTなりなんなりレースを走りたいけど、まだなにも決まってはいません。とにかく、ポルシェでフルタイムでレースをやりたいのは当然だけど、他の選択も捨ててはいないです」

 ハートレーといえばスポーツカーというイメージがあるが、フォーミュラカーの経験は豊富。レッドブルでF1のテストも経験済み。そのハートレーにはフォーミュラEのチームからオファーもある。

「ベンチュリ・チームと話していることは確かです。他のチームとも話はしています。まだ契約に至っていませんが、契約をするとしてもWECシーズンが終了してからだと思います。フォーミュラE以外ではインディカーシリーズにも興味があり、チームと話しているところです」

 ポルシェのWECのLMP1撤退で実質6人のドライバーが来年ポルシェでの職を失う。現時点で来シーズンのドライブが決まっているのはフォーミュラEで走るニール・ジャニのみ。日本のスーパーGTあたりが声を掛けると、大物ドライバーが釣れるかもしれない。

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 オースティン
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
記事タイプ 速報ニュース